「高校の時、数学にそこそこ自信があった」
そんな書き出しから、花ノン (@bluebeetle42)さんは以下のようなツイートを投稿しました。
①高校の時、数学にそこそこ自信があった。あるテストが終了した翌日、数学の先生の部屋に呼び出された。「何点だったと思う?」と聞かれ心の中で「また満点とっちゃったかな?」なんて思いながらちょっと低めに「95くらい..?」なんて聞いたら、差し出された答案用紙は30点。
目の前が真っ白に→— 花ノン (@bluebeetle42) September 29, 2022
②なっている私に、「花ノンはちゃんとわかってる。ただここの部分を何か大きく勘違いしてる。このままこの答案用紙を渡したらショックで数学嫌いになるんじゃないかと思った。だから先に呼んだのだ」と。
お前は大丈夫だからと。何度も言いながら私の勘違いを根気よく教えてくれた→— 花ノン (@bluebeetle42) September 29, 2022
③そのおかげで数学を得意科目のまま受験まで終えることができた。
あの時、先生がそうしてくれなければ、ただ答案用紙を渡してただけならば、間違いなく私は数学を捨ててただろう。
だから今の自分があるのはその先生のおかげだと思ってて、いつかそのことをお礼したいとずっと思っていた→— 花ノン (@bluebeetle42) September 29, 2022
④同窓会があるので、きっとそこで会えると思っていた矢先、先生の訃報が入った。とても残念だった。伝えないままだったことを悔やんでいた。
それから数年後、新患の受診カルテの中に先生と同じ苗字をみつける。この辺りでは珍しい苗字なのだ。心拍があがる。ひょっとして!?
— 花ノン (@bluebeetle42) September 29, 2022
⑤ご家族かしら?でも全然違ったら?いや、ビンゴだとしても
ひょっとしたら関係性がよくなければ?(Twitterの見過ぎ)
そんなことを思っていたら、先生のことを聞くことができなかった。
平常心になり、診察をする。すると帰り際その方が
「ひょっとして、〇〇さん(私の旧姓)ですか?」と。— 花ノン (@bluebeetle42) September 29, 2022
⑥「主人が、あなたのことをずっと自慢していましたよ。教え子の中で数学がダントツだったと。きっといい医者になってるだろうなって」
と。途中から溢れる涙を止めることができず、ずっとずっと感謝していること、先生がいなかったらこの場所にいなかったかもしれないこと、
伝えることができた→— 花ノン (@bluebeetle42) September 29, 2022
⑦特に私をめがけてきたのではないと言っていた。
偶然の巡り合わせなのだろうけれど、
やっぱりなんとなく先生が会わせてくれたのかな、って思ったりする。感謝の言葉や伝えたい想いは
後回しにせず伝えられる時にきちんと言葉にして伝えていこう。— 花ノン (@bluebeetle42) September 29, 2022
その通り…(´;ω;`)
偶然とは思えない展開
ご家族を診察することになったのは、先生がいつか花ノンさんに再会できる日を楽しみにされていたからかもしれません。
すばらしい先生😭 点数ではなく、ちゃんと生徒の中身をわかって、接し方を変えてくださる😭 ご家族を通してでも、感謝の想いを伝えられてよかったと思います😭✨👏👏👏👏👏👏👏👏👏👏👏
— Sa42 (@Sa4285921013) September 29, 2022
この日伝えた感謝の言葉は、きっとご本人にも届いている気がします(*^_^*)
みんなの反応
●泣きそうなった
●本当は実力あるんだろうけど、点数にすると低くなってしまう学生に時々出くわす。この先生のような配慮ができる教師でいたい
●一瞬でも人生を変えてしまう出会いがある。一期一会。それを忘れてはいけない
●尊いお話をありがとうございます。私にもそういう恩師がいて、会えるうちに会い感謝を伝えようと思いました