「児童の登校早すぎ問題」
そんな書き出しから、めがね旦那@小学校の先生(@megane654321)さんは以下のようなツイートを投稿しました。
児童の登校早すぎ問題
保護者の仕事の都合もあるのだろうが、本校でも「7時40分」には校門の前で待っている児童がいる(開門8時5分)。鍵をもたせられないけど、仕事には行かないといけない、ということで家を「追い出された子」が校門に集まる。ここで事故でも起きれば、その対応は学校がする— めがね旦那@小学校の先生 (@megane654321) May 6, 2022
なるほど…(´・ω・`)
学校に負担がかかっている現状
めがね旦那さんはさらにこう続けます。
誤解してる方が多いので補足をすると、本校の勤務時間は「8時30分ー17時」です。勤務時間前には子どもたちが校内にいるため、自然と教員も勤務時間前には出勤することが求められる。保護者には「8時10分ー8時30分での登校」を求めている。これでも勤務時間前ではあるが。僕も働く親なので続
— めがね旦那@小学校の先生 (@megane654321) May 7, 2022
保護者の気持ちは分かるし、うちの場合は「鍵を持たせて」対応してる。でも、それができない家庭もあるだろうから、そこは行政の助けを借りたい。放課後預かりと同じように「朝預かり」も広がればいい。もしくは教員の勤務時間を前倒しすることの一般化。これは管理職レベルでできるが言い出しにくい続
— めがね旦那@小学校の先生 (@megane654321) May 7, 2022
それは出勤時間を早めると、退勤時間も早まるからだ。教員の会議や研修は子どもたち下校後の「15時45分から17時」に設定されている。この会議研修が無くなるという都合から、出勤時間を早めるのは管理職から嫌がられることが多い。
— めがね旦那@小学校の先生 (@megane654321) May 7, 2022
結局、行政は動かないし、保護者の働き方は変わらないし、教員の勤務時間も変わらない。だから、子どもたちは開門前に学校へやってきても、教員が早く出勤して対応することになるんだよね。教員以外困ってないし、これしか無いんだよな。
— めがね旦那@小学校の先生 (@megane654321) May 7, 2022
共働き世帯が多く、教師の労働時間の長さが問題視される現代で1番良い解決策は何なのか、今一度社会全体で考えるべきなのではないでしょうか。
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みんなの反応
●耳が痛い…自分の出勤時間に間に合うためには、我が子を登校時間前に出さねばならないという…早く登校しないでね、と言いながら…早く登校させる矛盾…悩ましいです…
●近年は朝学童がないんですね。30年前ですが、私が行ってた小学校は7:00〜8:00までの朝学童がありました。(今は不明)我が家の小学生は登校時間がら7:40で『早すぎる』と嘆いています。徒歩30分なので7:00過ぎに出発します
●開門時刻まで開けないだけマシです。門の前に全くスペースがなかったので、仕方なく校内に入れ、8時10分までは教室の鍵渡さない、運動場での朝遊びは廃止、としたのが2年前。冷たい校長、と先生方に言われたけど、今、みんな8時20分ごろに明るく出勤してきてます
悩ましい問題に、他のユーザーたちからも大きな反響が寄せられていました。