吉藤オリィ@分身ロボットカフェ(@origamicat)さんが投稿した、とある講演会のエピソードに注目が集まっています。
コロナ以前、講演前日に入院してしまう事があった。先方に「どうするんですか!」と言われ、OriHimeを社員に運んでもらい病院から遠隔で講演した。まるでこの日の為に作ったようなデモで盛り上がったが後に「生身じゃなかったので講演料7割で」と値下げされた
私の生身の価値は3割なのだと知った。— 吉藤オリィ@分身ロボットカフェ (@origamicat) November 27, 2021
※OriHime=吉藤さんが開発した分身ロボットの名称。
なんと…(゚Д゚;)
評価すべきは講演の成功
なんとも失礼な話ではありますが、この経験を元に以下のような活動を始めたのだとか。
その事にヒントを得て、インターンの学生にOriHimeを運んでもらい講演する7割の講演プランを作った
まだzoomなどの遠隔講演も一般的でなかった時代、
学生は旅費や謝金も出て地方旅行でき、現地の人と名刺交換して人脈も広げられ、講演数も増やせたカバン持ちならぬ社長持ちの仕事が生まれた瞬間だ
— 吉藤オリィ@分身ロボットカフェ (@origamicat) November 27, 2021
理不尽な体験さえも仕事に活かした吉藤さんの前向きさに脱帽するとともに…
物事を「生身かどうか」といった価値観で判断するのではなく、リモート時代に沿った考え方が根付くことを願います。
関連:「科学研究費でプリンターを購入したい」と申請したら…えぇ
みんなの反応
●むしろこれからの時代、逆に生身の身体で行ったら5割り増しだ言いたいですね。移動の時間でできる他の仕事をしないでわざわざ行ってるんだから
●盛り上がって受講者の満足度が高かったなら講演は大成功。その価値に対して値下げするなんてあってはならないことですね
●遠隔であることと生身との価値の差異はマジでこれから問題になりそうですね
悩ましいお話に、他のユーザーたちからも大きな反響が寄せられていました。