出産時のトラブルから、身体の一部に麻痺が残ってしまった8歳の男の子、トミー君。医師からは、将来的にも器具の装着なしでは歩けないだろう、と宣告されていました。
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「ぼくは他のみんなと違うの?どうして一緒に走ったり遊んだりできないのかなぁ。」トミー君はいつも思っていました。
幼心にいろいろなことを考え、どことなく悲しそうなトミー君。そんな息子を不憫に思った両親は、新しい家族を迎え入れることにしました。チワワ犬のボウボウです。
ボウボウは、子犬の時の落下事故が原因で、足を1本骨折しました。それが一向に完治せず、今もほとんど歩くことができません。
互いに上手く歩くことができないトミー君とボウボウ。彼らは、そんな共通点をもって結びつき、すぐにベストフレンドになりました。
そして、トミー君とボウボウが出会って数週間が経ったある日、信じられない出来事が起こります。
なんと1人と1匹は揃って1歩を踏み出し、ともに歩き始めたのです!
今では楽しそうに庭を駆け回るほど!
トミー君のお母さんは当時を振り返り、こう語ります。「最初は、息子もボウボウも上手く立つことすらできなかったんですよ。ところが、ボウボウの足が良くなり始めた途端、つられるかのようにトミーも歩いたんです。本当に信じられません。」
▼ローカルニュースに登場したトミーくんとボウボウ。
医者からは器具なしでは一生歩けないと宣告されていたトミー君が、ボウボウの回復と共に歩けるように。
奇跡としか言いようがありませんが、彼らはまさに出会うべくして出会ったのでしょう。
(参照 barkpost.com)
これからも仲良く走り回って、駆け抜ける風を感じて欲しいですね(*´ェ`*)