ラスベガス出身のニッキさんが、地域猫の保護活動として野良猫たちに去勢・避妊手術を施していたときのこと。
ぶるぶると震えている子猫と、その兄弟たちを見つけた彼女は…
ただちに彼らを保護し、地元の動物クリニックに連れていきました。
辛い野良猫暮らし
やがて去勢・避妊手術とワクチン接種を終わらせ、健康チェックを行ったニッキさんは…
あることが気にかかります。
震えている子の耳が、少し折れていることに気がつきました。
見てみると、耳の中に大きな傷があってかさぶたができていたんです。
恐らくほかの猫かそれ以外の動物に襲われて、噛まれたのでしょう。
動作がゆっくりしているので、車や敵から逃げるのは困難だと思います。
ディディと名づけられた子猫は、軽度の小脳低形成症を患っていました。
これまでの野良猫暮らしは、きっと厳しいものだったに違いありません。
その後、彼は里子としてニッキさんのお家に預けられます。
恥ずかしがり屋ゆえ、抱き上げると顔を服に埋めてしがみついていましたが…
数日が過ぎるころには、すっかり飼い猫の暮らしが板についてきたようです。
まもなくディディはボウルから食べることを学び、上手にトイレを使用し、おもちゃで遊ぶようになりました。
体は少し震えていますが、ほかの子猫と同じようになんでもできます!
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幸せになる準備
保護してから2週間も経たないうちに、耳の傷もきれいに治り、すっかり元気を取り戻しました。
少しづつではあるものの、着実に成長していく子猫。
近い将来、彼にふさわしい素敵な家族とめぐりあえるよう祈っています。
(参照:LoveMeow)