「ホビージャパンの一件から転売ヤーによる一連の問題が改めて話題になっているけど…」
そんな書き出しから、めめん (@memen_HaE)さんは以下のようなエピソードを投稿しました。
ホビージャパンの一件から転売ヤーによる一連の問題が改めて話題になっているけど、せっかくだからこの機会に自分が子供の頃にリアルで見たとある模型屋さんが行っていた転売屋対策の話をつぶやいてみる
— めめん (@memen_HaE) July 28, 2021
子供の頃、近所の商店街に小さな模型屋さんがあったんだけど、当時は『爆走兄弟レッツ&ゴー』によるミニ四駆ブーム真っ只中で、そのお店でもミニ四駆が売れに売れてて、気を良くした店長のおっちゃんも店の前にミニ四駆のコース用意して近所の子やミニ四駆好きの人が毎日通うくらい結構賑わっってたの
— めめん (@memen_HaE) July 28, 2021
だけど、ある時期から普段まったく店に来ない見知らぬ大人が新商品やら人気商品やらを買い占めていくようになって品薄状態になったんだわ
それこそミニ四駆本体だけでなくパーツやモーターとかまで店の棚から姿消したくらい
当然普段ここでミニ四駆やパーツ買ってる人たちから不満の声が上がった— めめん (@memen_HaE) July 28, 2021
で、そこで店長のおっちゃんが取った買い占め対策が「店頭のショーケースに自分の組み立てたミニ四駆や模型を展示させてくれた人には新しく入荷した製品を優先的に売る」っていう一種の予約制だった
コースで走らせる時はショーケースから取り出していいので、近所の子や常連さんは当然この話に乗った— めめん (@memen_HaE) July 28, 2021
このシステムができると、以降は俺を含む当時の子供たちやガチなミニ四駆隙の常連さんとかは普通に新商品とか買えるようになった
実際これのおかげで俺は当時サイクロンマグナムとハリケーンソニックを発売日当日に手に入れることができたくらいだから、かなり効果あったと思われる— めめん (@memen_HaE) July 28, 2021
こういう転売・買い占め対策はさすがに量販店とかではできないだろうけど、店側はマジで「一時的に莫大な利益を得るよりも、少しでも利益が永続すること」を望んでいると思うよ
このお店は最終的に店長が年老いたことを理由に閉店しちゃったけど、確かクラッシュギアが流行った後くらいまでは続いてた— めめん (@memen_HaE) July 28, 2021
すごい!(⊙o⊙)
ナイスアイデア
このルールであれば、ミニ四駆が転売目的の人間の手に渡ることはありませんね。
本当に模型好きな店長さんで、この方法以外にもミニ四駆目当てで来る子供たちのためにフルカウル(レッツ&ゴー)系は棚には少ししか並べず店の奥に隠していて、店長さんに「〇〇〇(マシン名)ありますか?」って聞くことで出してくれるって売り方もしていました
確かこの売り方は子供限定だった— めめん (@memen_HaE) July 30, 2021
ファンのことを1番に考えた素晴らしい対策に、大きな拍手を送ります(*´▽`*)
関連:定価よりも安い転売品でも…『買わないほうがいい理由』がこちら
みんなの反応
●転売屋は愛好者ではない。投資ファンドが会社を愛してないのと同じ
●知恵と心が伴っていて、とても素敵
●一因にすぎないとは思うけど、顔の見える小規模小売店が潰れて、量販店ばかりになったのもあるよな〜
●インターネットやSNSの発達によって転売ヤーが横行したのだと思いましたが、昔からあったんですね。店長の行動がかっこいいです
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