それはKenn Ejima(@kenn)さんが、無人レンタカーを利用したときのことでした。
トヨタの無人レンタカー「チョクノリ」、アプリのBluetoothで鍵の開閉をするのだが、飛騨の山奥まで来たところで突然どうやっても接続できなくなりドアが開かなくなって詰んだ。トヨタはこういう事態を想定してなかったらしいのだが、エンジニアとしては「まじかよ」というほかない。
— Kenn Ejima (@kenn) August 3, 2021
そんな…(゚Д゚;)
その後
開けるために尽力するも、車に乗って帰ることはできなかったそうです。
無事、ピッキングに失敗したのでヘルパー対応(ドアこじ開け?)なるステップに進むようです。お兄さん曰く、Yarisは新しい車なので勝手が違うのだそうな。 pic.twitter.com/vIKSGie6T7
— Kenn Ejima (@kenn) August 3, 2021
結局、機械的にドアは開けられたのだがセキュリティ機能で瞬時に自動でロックがかかってしまい、エンジンをかけるところまで進めず、ギブアップ。アラームなども鳴るのでバッテリー切れではなく、BTレシーバーの故障の可能性が高そう。というわけでレッカー決定。
— Kenn Ejima (@kenn) August 3, 2021
トヨタ窓口「車はこのまま引き取ります。そこからの移動はタクシーなり電車なりご自身で何とかしてください。近くのトヨタレンタカー系列でヘルプなどもできません。ではレンタカーのご利用は本日までということで、契約終了となります」と、飛騨山脈のど真ん中で放り出していただきました。
— Kenn Ejima (@kenn) August 3, 2021
その後、トヨタから電話があり、第29条(使用不能による貸渡契約の終了)3項「故障等が貸渡前に存した欠陥・不具合〜に起因する場合は、借受人は当社から代替レンタカーの提供を受けることができる」という部分の案内漏れがあったということで、4項に基づき全額返還の対応となることに。一件落着!
— Kenn Ejima (@kenn) August 3, 2021
「想定してなかった」の一言で片付けてはいけない深刻な問題であり、万が一が起きたときの対応も不十分なのではないでしょうか。
早急にシステムが改善されるよう願うばかりですね。
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みんなの反応
●トヨレンやトヨタのカーシェアは使った事ないのですが… 遠隔操作も無し、保証も無し、散々でしたねぇ…
●放り出されたのがまだこの時期だったのが不幸中の幸いでしたね…。一月二月の飛騨高山の夜中に発生してたら、トヨタはどう責任取るつもりなんでしょうね…
●物理キーレスの仕組みは不特定多数が使うカーシェアとしては都合が良いのでしょうけど、まだ日本でも解禁されたばかりでこのようなトラブルもあるのかなと思います。トラブルもたまには良いけど、遠出している時に限ってトラブル遭うのはご勘弁願いたいものです。今回は長旅お疲れ様でした
思わぬ悲劇に、他のユーザーたちからも大きな反響が寄せられていました。