幼児から「赤ちゃんはどこから来るの?」と聞かれたときの対応について…
産婦人科医のDaisuke Shigemi@産婦人科医 (@Dashige1)さんは、次のように綴っています。
4-5歳のお子さんに「赤ちゃんはどこから来るの?」と聞かれた場合、それは性行為のことを想像しておらず、「自分はもっと前にどこにいたんだろう?」という単純な疑問です。
それは、脳の発達により時間や空間というものを認識し始めるから。なので、大人が勝手に恥ずかしさのあまり否定するのはNG。
— Daisuke Shigemi@産婦人科医 (@Dashige1) June 25, 2021
写真や誰かの話から、自分が知らないお母さんやお父さんが存在していたことをなんとなくわかり始め、じゃあ自分はもっと前にどうしてたんだろうと考えます。
そこで赤ちゃんの存在を知ると、「じゃあどうやって赤ちゃんはできるの?どこにいたの?」と考えるのは至極当然な思考回路なんですよね。
— Daisuke Shigemi@産婦人科医 (@Dashige1) June 25, 2021
なので、シンプルに
・お母さんの体の中にある子宮というところにいたんだよ
・そこから腟という通り道をとって外に出てきたんだよ
と伝えてあげればいい。胃や心臓についての説明を聞くことと同じように、子どもは受け止めます。
大人の勝手な先入観で子どもの疑問を否定しないことが大切ですね。— Daisuke Shigemi@産婦人科医 (@Dashige1) June 25, 2021
なるほど…!
真摯に答える
あくまで、事実を述べるということですね。
幼少期から
隠さず、正しく
教えていきたいですよね。
年齢が上がると共にそれが自衛やセクシュアリティ等、性教育の本格化に繋がります。
学校や幼稚園、家庭などで自然に教えていくことが理想ですね。 https://t.co/dMeKTMgqBy— コアLINE@栃木県の妊娠・出産・子育ての匿名無料LINE相談 秘密厳守 (@LINE60521736) June 25, 2021
子どもの疑問にきちんと向き合うため、胸に留めておきたいアドバイスです。
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みんなの反応
●息子には、赤ちゃんが産まれるまでの、受精から出産までのYouTubeを見せた。息子は、感動していた
●この説明を以前したのですが、子どもたちに受けが良いです。きょうだいで同じ道を通ってきたのも嬉しいらしくて、何度もキャッキャと盛り上がっていました(笑)
●ワイおっさんが、遙か昔の4歳頃にオヤジに同じ質問したときは昭和オヤジ定番の「橋の下から拾ってきた」と聞かされ、トラウマ級のショックを味わったのであった
●伝え方を考えるのが大人の責任よね
ハッとするツイートに、他のユーザーからも大きな反響が寄せられていました。