『曲作りのトレンド』に関して…
松尾幸治 | リチカCEO (@yukiharuharu)さんは、こんな分析を投稿しています。
友だちのミュージシャンが言ってたけど、ここ数年「いきなりサビを持ってくる」曲が急増したらしい。理由はSpotifyなどのストリーミングが増えたから。冒頭で引き込まないとサビの前にスワイプされちゃう。せっかくのいい曲も、この事実を知っているのと知らないのでは届き方が全然違ってくるらしい。
— 松尾幸治 | リチカ (@yukiharuharu) September 16, 2020
一方で「サビだけがめちゃ凝ってる」曲も増えたみたい。これは完全にTikTokを意識したもの。音楽の作り方もどんどん変わっていってる。
今の時代、ちゃんと届けるためには「コンテンツ(中身)✕デリバリー(届け方)」の値が大きいことが大事なんだなって思った。どちらかが欠けると埋もれちゃう。
— 松尾幸治 | リチカ (@yukiharuharu) September 16, 2020
動画でも、テレビCMとSNSでは作り方が逆だったりする。
たとえばauの三太郎のCM。テレビでは最初に寸劇があって最後に「○○、新登場」みたいな流れだけど、スマホは2秒くらいでスクロールされちゃうので、それだと飛ばされちゃう。
メディアに応じて最適化をかけていくのが重要な時代になってる。
— 松尾幸治 | リチカ (@yukiharuharu) September 16, 2020
なるほど…!
ち密な構成
これは知りませんでした!!
あの大ベテラン、ドリカムですらも、最近はそのような届け方を意識した曲作りをしているそうです。
サビだけ切り取られたときの歌詞のインパクトなど。私は通して聴いて、やっと意味がわかるような伏線やストーリーのある曲が好きですが
これからもっと少なくなるかもと思うと少し寂しいですね😣— ゆめ🌱| (@yumemepop) September 16, 2020
モノやサービスに合わせて提供方法が考えられる場合もありますが、提供方法に合わせてモノやサービスが考えられる場合があると言うことですね。勉強になります。
— n1ryouhei (@n1ryouhei) September 17, 2020
流行の音楽は…
作品そのものの良さはいわずもがな、時代に合わせたマーケティングによって成り立っているのですね。
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みんなの反応
●これはなろう系小説の『長い題名』にも言える事。批判は多いが、良し悪しはともかくこれが時代に合わせた最先端のアプローチなのよ。変化に対応したものが生き残る
●サビから入るという曲はガラケー時代にも音楽を携帯へダウンロードして着信にする、という用途で増えたと大学時代に教授から聞きました。時代とともに音楽の展開が聞き手のデバイスに合わせて変化するって面白いなぁと思いました!
●B’zのlove phantomなんて前奏長すぎて今の時代だったらほとんどの人がサビまでいかないかもですね笑
●ためにためてのサビが好きなんだけどどうすれば
納得の解説に、他のユーザーからも大きな反響が寄せられていました!