『結婚した夫婦のタブー』を巡って…
弁護士の中村剛(take-five) (@take___five)さんは、こんな呟きを投稿しました。
結婚した夫婦が絶対にやってはいけないこと。
①仕事を辞める
②不動産を共有で買う(特に義父母と共有で買う)
③義父母の土地の上に家を建てる
④住宅ローンや自動車ローンでボーナス払いを設定する
⑤残価型クレジットで車を買う
これらをすると、マジで身動き取れなくなる。— 中村剛(take-five) (@take___five) September 15, 2020
「離婚した場合のことなんて考えなくない」という気持ちはわかる。ただ、①以外の行為は「本来の自分達の収入だけでは買えないものを無理して手に入れようとしている」こと。その行為がそもそも間違ってるから、それでしか手に入らないものを本当に買うべきかを一度立ち止まって考えた方がいい。
— 中村剛(take-five) (@take___five) September 15, 2020
バズったついでに書くけど、「契約の名義人」と「支払者」も一致させた方がいい。例えば、夫名義で契約して妻名義の口座やクレジットで支払うとかしてると、別居した後面倒なことになる。詳しくはこちらに書いてるので、見てみて下さい。https://t.co/2zcXLdGQGm
— 中村剛(take-five) (@take___five) September 16, 2020
なるほど…!!(((;゚Д゚)))
「結婚がゴール」ではない
シビアではありますが、しっかりと覚えておくべきお話です…!
③がダメな理由がわからないと言う人をみかけるので補足を。
義父母の土地の上に建物を建てた場合、地代などを払ってなければ法的には「使用貸借」になります。使用貸借は信頼関係が破壊されたら終わります。つまり、義父母と喧嘩したら「建物壊して出てけ」と言われます。もちろんローンは残ります。— 中村剛(take-five) (@take___five) September 16, 2020
もし③既に義父母の土地の上に家を建ててしまった、または配偶者が家を建てることをどうしても譲らないという人がいたら、せめて義父母と土地の賃貸借契約書を交わして地代を払うようにして下さい。地代なんて大した額いかないです。それをケチると、建物の価値がある日突然0円になる危険があります。
— 中村剛(take-five) (@take___five) September 16, 2020
こうした「もしもの事態」にまで思いを馳せ、互いの将来へ向き合うことこそ…
本当の愛であり、誠実さと言えるかも知れませんね。
関連:『一定数いる』 弁護士が扱う離婚相談でも、特に凄まじい理由は…!
みんなの反応
●2番は特に思いますね。日本の離婚率は35%と3人に1人くらいの数字なので、誰の所有物かを明確にすることで揉め事せずにお別れできます。常にワーストケースを考えておくようにと前職の上司によく言われました笑
●正直、土地とか車とか家とか知識がないのでよく分からないけど、共働きだったし、賃貸だったし免許持ってないし、キレイに全部当てはまらないことは分かった(笑)だからスムーズに離婚できたんだきっと(笑)
●②は夫婦で2分の1ずつの持ち分にしてる。どっちが上とかじゃなくて対等な関係でいたい
●共働きの場合②はどうかなぁ。例えば夫名義にした場合、夫ローン支払い、妻生活費支払いで月々の支出は同等なのに結果的に不動産財産は夫のみが手にする、ということになってしまうのでは。生活費をちゃんと折半するなら良いけど
ハッとする投稿に、他のユーザーからも大きな反響が寄せられていました!