米ニューヨークのとある建設現場で、作業員の方々が、生後わずか数日ほどの三毛猫の子猫を発見しました。
周囲には、母親や家族と思しき猫の姿もなかったため…
彼らは、地元のボランティアのレスキュー団体へと子猫を託されます。
家族みんなで
保護された子猫は、まだ目も開いていないほどの幼さで、ひどく弱り切っていましたが…
決して生きることを諦めてはいませんでした。
やがてレスキュー団体にて里親のカウンセラーを行っていたマシャルさんが彼女を引き取り、リジーと命名。
温熱パッドで体温を保ち、2時間おきに子猫用のミルクを与え…
家族と交代しながら、つきっきりの看護を施して、どうにか命をつなぎ留めます。
私と、姉と、兄と、兄の恋人と…
みんなでいっしょになって、彼女にご飯を与えるためのシフトを組んでいました。
哺乳瓶でご飯を与えるというのは、とてもやりがいのある体験ですね。
特に深く愛情を注いでいたのが、マシャルさんのお兄さん。
リジーも彼のひげに顔を押し付けるのが好きなようで…
食事を終えるたびに肩の上に乗っかって、思いっきり甘えていたといいます。
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家族の愛
生まれの親とははぐれてしまったものの…
保護された先で、家族の愛情に触れることが出来た子猫。
彼女がもう二度と孤独な思いをすることがないよう、心から祈るばかりです。
(参照:Love Meow)