ある日、カリフォルニア州・パーリアーの保護団体The Cat House on the Kingsは母猫と数匹の子猫を保護しました。
そして…施設のメンバーは、すぐに異変に気がつきます。
母猫が、明らかに1匹の猫を避けているようでした。
母乳も満足に与えられていない様子の彼は、他の兄弟の半分ほどのサイズしかありません。
見かねたメンバーの一人・クリステンさんは、彼を家に連れて帰ることにしました。
ミルクを与え、体を温め、できる限りのケアを続けます。
他の兄弟よりも成長が遅れている子猫には、時に特別なケアが必要なことがあります。
本来なら母猫の仕事ですが、もし母猫にその余裕がないのなら、私たちがケアをしてあげればいいのです。
つきっきりでお世話をしていたクリステンさん。
そのうち、子猫が「包まれること」を求めているのに気がつきました。
安全であったかくて、とっても安心するみたいです。
体の小さな子猫がたっぷり眠り、より大きく成長できるように…
眠れない時にはブランケットで包んであげます。
経験豊富な施設のメンバーによれば、どんな子猫もブランケットで包まれると気持ちよさそうにリラックスするんだとか。
顔をマッサージし始めると、すぐに寝てしまって…
そのまま芋虫みたいにもこもこしながら過ごすんです。
その後、子猫の体調が安定すると…
クリステンさんは彼のために、代理の母猫を見つけました。
体が小さくても溶け込めるよう、少し年下の兄弟と一緒です。
すぐに代理の母猫や新しい兄弟にも慣れてくれました。
いつも彼らと寄り添っています。
生後7週の彼は、生後4週の兄弟たちよりもまだ小さいですが…
小さな体で頑張ってくれているみたい。
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一度は育児放棄されてしまった子猫も…
たくさんの優しさに守られて、今は元気に育っています。
人間にとっても猫にとっても、親になるのは大変なこと。
だからこそ、我々の社会にも通じる「第三者のサポートの重要性」を、改めて感じさせられる一幕でした。
(参照:LoveMeow)