『子どもからの手紙』を巡って…
臨床心理士の矢野宏之(@hiroyuki_83)さんは、こんな呟きを投稿しました。
子育てしているときに、子供から長い手紙や長文LINEが来たら、それは、最後通告だと思ったほうがいい。それを書くまでに積もり積もった気持ちがあるはずだし、それを書くか否かでとても迷っているはず。子供からしたら、伝えないという選択肢もあったんだろうけれど、
— 矢野宏之 (@hiroyuki_83) August 30, 2020
最後に言ってみようと思って頑張って書いたものになっているはず。親からしたら、まさに青天の霹靂だけれど、きっと何年も前から脈はあって、その要所要所で拾えなかった何かがあったはず。それが大抵の場合、そこに書いてある。
— 矢野宏之 (@hiroyuki_83) August 30, 2020
トラウマの臨床をしていると、その手紙を受け取った後に、親がその言葉を受け止めて、しっかりと謝罪し、子供と向き合った場合は、親と共に回復に向かうし、突っぱねた場合は、回復が遅れ、親の離別に進む。もしくは、引きこもり状態になる。それくらい、大きな分かれ道になる。
— 矢野宏之 (@hiroyuki_83) August 30, 2020
『最後通告だと思ったほうがいい』
ハッとさせられるお話です。
『流石に諦めもついた』
実際に、こうした経験をした人は…
私も親に一度手紙を出しました。
もう期待するだけムダだと分かっていたけど、やはり最後にもう一度だけ、という希望があったのだと思います。結果、
見事に無視されました。それに傷つく自分が馬鹿らしかったし、流石に諦めもつきました。
— みう (@lxCrVOk291c3wVF) August 30, 2020
私は直接過去の悲しかった事を母親に伝えたなぁ。「今更そんな事ネチネチと!しつこい!心が狭い!」等ひたすら怒られて終わった。絶縁した。3人目を妊娠した事も家を買った事も何も伝えず、最後に会ってから5年は経ちました。それでも父や兄を経由して母の毒にあてられています…
— カジ®🐱チームおかん (@NEKoKAJi) August 30, 2020
一番身近な人と分かり合えないのは、とても辛いこと。
我が子の手を振り払うようなことは、絶対にあってはなりませんね。
関連:息子が幼い頃にくれた『置き手紙』を読み返して…母は、思わず泣いた
みんなの反応
●周囲にも書いたことのある人が結構いて、しかも大抵無視されて終わっている。まあ、それまであらゆるシグナルを見落としてきている相手なんだから、最後通牒だということも分かりたくないし、分からないんだろうな
●確かに。一言二言のようなものなら突発的なものもあるだろうけど、長文をなんの躊躇いもなく書けるはずがない
●私もLINEで父親に積もり積もった感情をぶつけたけ事があったけど、分かってもらえなかったなぁ。この人に本当の私は理解してもらえないんだなぁ、と悟った瞬間でしたね。私もそうならない様に気をつけます
深く考えさせられるお話に、他のユーザーたちからも大きな反響が寄せられていました。