日曜夜に『トラブル対応の緊急出勤』を求める電話。状況を聞くと…え！？

私「(経年やばいから、あれほど交換しとけって見積書出したのに)」

客「来ながら電話でも修理対応指示しろ！」

私「(はぁ)その症状ですと、もしかしたらAのスイッチが下がっていませんか？ 故障ではないかもしれないので確認してみてください」

客「そのスイッチは下がってるはずない！他の箇所が原因だと思う！他の箇所が壊れる可能性を話せ！」

私「いや、そのスイッチ確認してくれないと可能性論すら話せないです、確認願えますか？」

客「しょうがない、確認してくる」

しばらくして

私「スイッチA確認しました?」

客「そこはやっぱり原因じゃないと思うから見てこなかった。他の箇所を見たんだがこれが原因じゃないか？！(全然違う箇所の症状を話し始める)」

私「その症状も、スイッチAの設定による可能性がありますので、スイッチAを確認願えますか?」

客「スイッチAは関係ない！他の壊れる可能性のある箇所を教えてくれ！」

私「(はぁ)…じゃあこことか見ていただいていいですか？スイッチAが原因ならここもおかしくなってるはずです」

客「見てくる」

しばらくして私「見てきました?」

客「見てきたらやっぱりおかしかった！ここが原因だな？！直しかたを教えろ！」

私「やはりですか…ではスイッチAが原因の可能性があるのでスイッチAを確認願えますか？」

客「スイッチAは違うって言ってるだろ！」

～その後数十回にわたる無為な電話～

私「全部確認したのであとはもうスイッチAの可能性しか無いですね」

客「じゃあ見てくる」

しばらくして

私「どうでした？」

客「スイッチAが下がってたわ！ スイッチAを上げたら全部直ったわ！ 故障じゃないじゃないか！ なんでその事をずっと言わなかったんだ？！ 機械収めてる顧客にも長時間作業で迷惑かけたじゃないか！」

●ほなAスイッチと違うか〜

●むっちゃくそ気持ち分かります。最後は逆ギレまでが1セット！

●これは酷いですね。お疲れ様でした