スイーツの種類は数え切れないほどありますが、買いにくいスイーツの代表選手は「マカロン」だと思っています。
これはあくまで筆者の偏見に過ぎませんが、そう感じている方も多いのでは?
なぜならマカロンは、他のスイーツと比べて圧倒的に小さいからです。しかも、お高いときた。同じ金額を出せば、もっとお腹を満たせるスイーツはいくらでもあるわけです。
だからこそ、マカロンをローソンで見つけた瞬間、思わず手が伸びてしまいました。
ローソン『マカロン(あまおう苺&ショコラ)』
まさかマカロンがコンビニで買えるとは思ってもみませんでした。しかも213円(税別)で。
いや待てよ。
もしかしたらマカロンとは名ばかりで、実物は「マカロン風のお菓子」でした~! なんてこともあるかもしれない。
そう思うと急に緊張感が高まってきて、袋をうまく破けませんでした。
安心してください、中身は無事です。
マカロンだからこそ味わえる高級感
張り詰める空気の中、出てきたマカロン。
正真正銘のマカロンのように見えます…。
見た目がカラフルでありながらも、こぢんまりとして上品なたたずまいはさすがの風格。
あれっ…おかしいな。マカロンが鎮座しているだけで、うつわやテーブルまで高級品に見えてきました。
もしかしたらここは、あの憧れの一流ホテルのカフェなのかもしれない…!
マカロンさまには、まわりの雰囲気さえスイートに変えてしまう力があるのでは。
香り高い苺と、ほろ苦くナッツのきいたチョコレート
マカロンの見た目で思う存分に遊んだところで、いざ実食です。
実はマカロンの封を切った瞬間から、苺の甘酸っぱい香りがふわっと漂ってきていました。
1歳の頃から、夕食のデザートに苺1パックをペロリと平らげていた筆者にとって、このみずみずしい香りは大好物。
ということで、苺のほうからいただきます!
口元に近づけるにつれ、ますます強く感じる苺。ひとくちかじった瞬間、口の中に苺らしい甘酸っぱさが駆け巡っていきました。よくある人工的な苺ではなく、本物の苺を使っていることがわかる味わいです。
マカロンの表面がホロっとくずれて出てきた苺クリームがまたおいしい。
調べてみたところ、あまおう苺ピューレとあまおう苺果汁を使用しているとのこと。どうりで苺の味が濃いわけだ!
続きましては、ショコラをいただきます。
見た目からはわかりませんでしたが、中にナッツが隠されていました。いやいや、チョコ×ナッツは罪深いよ…!
ビターで濃厚な味わいは、ハイカカオチョコやココアパウダー、生クリームによるものだそう。ハイカカオなだけあって、ほろ苦さがよく引き出されています。甘さもひかえめな仕上がりなので、すごく食べやすかったです。
そうこうしているうちに、あっという間に食べ終わってしまいました。やっぱり小さい。
それでも筆者は大満足です!
たしかに、お腹いっぱいにはならないし、おやつの量としても少し物足りません。
ですが、マカロンがおうちにあったときに見えた景色は一流ホテルのカフェそのものでした。ゆっくり味わって丁寧に食べようとすることで、マカロンに隠された繊細な風味までも楽しむことができました。
こんなひとときがローソンで、しかも213円で手に入るとは、なんとありがたいことでしょう。こうなると、もうマカロンを買いにくいとは言えません。
プチプラで高級感を味わいたいときは、ローソンのマカロンで決まりっ!