ドイツで暮らすハスエリコ@GOLDKÄFER&シュヴェリーン城公認ガイド🏰(@rostock_jp)さんが投稿した、『差別』を巡るエピソードに注目が集まっています。
「中国人!コロナウィルス持ってるんだろ!」
とほかの子供たちに言われた、と娘が半泣きの顔でやってきた。
その子供たちは以前から家の前でちょっかいだしていたけれどイタズラの範囲だったから流していた。
でも、こればっかりは放ってはおけないと思い、彼らの家にすぐに抗議に赴いた。→— 🇩🇪ハスエリコ@GOLDKÄFER&シュヴェリーン城公認ガイド🏰 (@rostock_jp) June 9, 2020
チャイムを押して、玄関先で母親に顛末を話し、とにかく悲しいと伝えると、彼女は非常に狼狽していた。そして「それは本当に全然許されないことだ」と。
これ以上話し続けると私も泣き出してしまいそうだったので、家に帰って庭仕事を続けていたら、母親と父親と一緒にその子供たちがやってきた→— 🇩🇪ハスエリコ@GOLDKÄFER&シュヴェリーン城公認ガイド🏰 (@rostock_jp) June 9, 2020
「さぁ、やったことを謝るんだ」と父親。すると例の差別発言をした少年が「僕が言いました。ごめんなさい。」とチョコレートを差し出してくれた。
私はもう一度、「とても悲しいことだったし、そしてあれは差別だ。でもこうして来てくれてありがとう」と伝えた。そして改めて皆で自己紹介をした。→— 🇩🇪ハスエリコ@GOLDKÄFER&シュヴェリーン城公認ガイド🏰 (@rostock_jp) June 9, 2020
すると我が家の子供たちと年齢が一緒だということがわかり、すぐに一緒に遊びにどこかへ行ってしまった。それ以来すっかり仲良く遊んでいる。
大事なのはお互いを知ること、対話なんだなぁって身をもって体験しました。
知らないものは不安がある。なら知ろうとすればよい。勉強ってそういうことだね。— 🇩🇪ハスエリコ@GOLDKÄFER&シュヴェリーン城公認ガイド🏰 (@rostock_jp) June 9, 2020
「大事なのはお互いを知ること」
仰る通りですね。
道を開くには
こうして「相手を一個人として尊重する姿勢」こそが、世界をもっと平和なものにしていくはずです。
素敵な実話。
話し合う事で実はその多くが解決できるのですよね。— おたかさん 311以降国に怒る毎日 (@motialtjin) June 9, 2020
適切な対応で、差別の蕾を未然に摘み取った両家族へ…
心からの拍手を送らずにはいられません。
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みんなの反応
●起こったことはとても悲しい出来事でしたが、ハスさんの勇気と心のある行動が道を繋いだんですね… 学びの多い話をありがとうございました
●ときに子供は間違いをおかすとおもいますがその時に正しい道を教えれる親になりたいですね
●外見だけをみて判断するのではなく、お互いを知る! 同じ人間なんだ! と知ることが本当に大切ですね! それでも、言われたことを許して仲良くなれた2人の純粋さにも心打たれました
ハッとさせられるお話に、他のユーザーたちからも大きな反響が寄せられていました。