大人気ゲームが原作かつ1億3千万ドル超の制作費がかけられたことで注目を集めた、2001年公開の映画『ファイナルファンタジー』。
残念ながら、興行的には振るわなかったと言われていますが…でるた(@delta0401)さんは先日、本作を巡ってこんな呟きを投稿しました。
ファイナルファンタジー映画って映画自体にはいい話全然聞かないけど、スクウェアがこの映画を作るために多額の設備投資や研修を行った結果スタッフの質がグンと上がり、プロジェクト解散後に彼らが色んな業界に散っていき日本のCGレベル向上に貢献したって大学の頃講師が言ってた。
— でるた (@delta0401) May 25, 2020
なるほど…!
全力を費やしたからこそ
ギネスブックにも載った多額の赤字は…
業界の発展において、有益なコストに変わっていたということですね。
本当、映画FFはもっと評価されていいと思うんですよね…。当時のスタッフは今の日本のCG業界を牽引したし、色んなツールとかも開発されましたし、純粋にあの時代にあのクオリティは驚愕でしたよ。しかも日本のゲーム会社が世界のハリウッド相手にやってのけたという。 https://t.co/lUDRrhTdeQ
— norvin (@norvin_jp) May 25, 2020
世の中の出来事は、決して『損』か『得』かの二元論だけでは語れない。
そんな事実を思い知らされるお話です。
関連:シネコンの事業報告書を見たら…『地方映画館の事情』に絶句した!!
みんなの反応
●当時映画館で観たけど内容は覚えていない、映像は綺麗だったのは覚えてる
●ポリゴン・ピクチュアズでシドニアやBLAME!、アニゴジ映画を手がけた瀬下監督もFF映画出身ですしね
●リアルタイムで劇場で見たが、ストーリーや世界観は確かにアレだったがCG技術は当時の最高以上の技術力だったと思う。まだセル画が生きてた時代なのにフルCG作品なんて当時はほとんど無かったし
ハッとさせられるエピソードに、他のユーザーたちからも大きな反響が寄せられていました。