ある嵐の日…アメリカ・アリゾナ州の住人が、ゴミ捨て場の近くで、2匹の子猫を発見しました。
まだ目も開いていないほど幼く、哺乳瓶でミルクを与えなければなりません。
連絡を受けた保護団体Jin’s Bottle Babiesの創設者シェルビーさんが、すぐに彼らを保護しに向かいます。
かなり悪い状態だと覚悟して迎えに行きましたが…実際はその真逆でした。
12時間も食べ物なしで生き延びたのは、本当に驚くべきことです。
車の中でミルクをあげると、ゴクゴクと飲み干し、喉も鳴らしてくれたそう。
そんな姿を見て…シャルビーさんは、「彼らはどんなピンチにも屈さない」と確信したと言います。
仲良し兄弟
ジョーンズとシロと名付けられた兄弟猫は元気一杯。
生まれたばかりなのに、壁を登って保育器の外へ逃亡しようとしていたんです。
とても強い絆で結ばれた2匹は、一緒にいる限り、いつもご機嫌でした。
歩き始める前は、寄り添って互いの顔を舐めあい…
歩き方を覚えると、ベッドからよちよち這い出し、揃って冒険を始めます。
勇敢で社交的なジョーンズは、いたずらが大好き。
あたりを駆け回って、想像上の獲物を追いかけています。
お腹と手を撫でられるのが大好きで、赤ちゃんみたいに腕の中でお腹を見せてくれるんですよ。
身体の小さいシロも魅力たっぷりです。
部屋に入ると一番初めに走り寄ってくれるんですよ。
その後も彼らはシェルビーさんに見守られ、すくすくと育っていきました。
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ずっと一緒に
やがて、彼らに嬉しいニュースが舞い込みます。
なんと…
「2匹一緒に引き取りたい」という家族が現れたのです!!(*´∀`*)
生まれてからずっと支え合い、困難を乗り越えてきたジョーンズとシロ。
これからも仲良く、楽しい思い出を紡いでいくことでしょう。