米ニューヨークに拠点を置くレスキューグループは…
「とある家の裏庭で猫の親子が発見された」との通報を受けました。
その地域は、生まれたばかりの幼い子猫を養育する上で、けっして安全といえる場所ではありません。
最悪の事態が起きてしまう前に、里親による保護が不可欠でした。
みんな助けたい
現場に向かったアリアナさんは、何時間もの捜索の末に一家を発見します。
どうにか近づこうと試みるも、母猫はすぐにその場から逃げ出してしまったため、先ずは幼い子猫たちを慎重に確保。
彼らは一足先に、里親のアントワネットさんのもとへと運ばれ…
身体を洗って、ノミを取り除いてから、お腹いっぱいになるまでご飯を食べさせてもらいました。
幸いにも、すぐに屋内の生活にも適応して、家の中を探検して回ったそうです。
一方の母猫も、翌朝にはアリアナさんの設置したトラップにかかっており、これでどうにか全員の救助に成功。
母親と再会した子猫たちは、よほど恋しかったのか…
その姿を見た途端、一直線に駆け寄っていったのだとか。
レモニーと名付けられた母猫は、初めこそ怯えた様子を見せていましたが…
それでも威嚇などはせず、少しずつ共同生活に慣れていきます。
子猫たちは、それぞれスターリン、サイラス、サットン、サバンナと名付けられ、日を追うごとにぐんぐんと成長していきました。
消極的な母猫とは対照的に、オモチャで遊んだり、抱っこをせがんだり、家中を駆けまわったりと大忙し。
暖かくて柔らかな寝床や、おいしい食事もお気に召した様子です。
人懐っこい彼らにとって、保護されたことは最大の幸運だったのかもしれません。
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ハッピーエンド
その後も、レスキューグループは猫の親子のお世話を続け…
彼らがこれからも一緒に居られるよう、全力を尽くしているといいます。
ちょっぴり臆病な母猫と、ヤンチャな4匹の子どもたち。
彼らの未来が明るいものとなるよう、心から祈らずにはいられませんね。