野良猫だったウィドルが救助された時…
生後6週間だった彼の身体は、同年代の他の猫と比べて、とても小さかったといいます。
動物病院で看護師として働いていたジェシーさんが、一緒にいた妹猫も含め、2匹を里親として引き取りました。
お気に入りの場所
暖かいものにくっつくのが大好きだったというウィドル。
ジェシーさんに抱き抱えられると、そのまま肩に登って、身体をすり寄せて甘えます。
身体は小さくとも、振る舞いは非常にエネルギッシュ。
反面、一人ぼっちが苦手で、ずっと鳴き続けては誰かの注意を惹こうとしていたのだとか。
里親として引き取ってから数ヶ月経っても、彼は全然大きくなりませんでした。
彼の妹や他の子猫たちは、すぐに十分成長して、ペットとして引き取られて行ったんですが…
なかなか育たないウィドルは、そのまま私の家での生活を続けたんです。
お昼寝の時間も、わざわざ人間の体によじ登り、くっついてからじゃないと眠れません。
ジェシーさんは、そんな寂しがり屋の彼を、ほとんど毎日職場へと連れて行きました。
彼は肩の上にいるのが本当に大好きみたいで、誰彼かまわずよじ登ってしまうんです。
そうしている間のウィドルは、本当にリラックスしていて、幸せそうで…
みんな、心をわしづかみにされてしまうんですよ。
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小さいままでも
生後6ヵ月ほどを迎え、ようやく体重も1㎏の大台に!
彼は、人間でいうところの小人症に近い状態ですね。
どうやら成長ホルモンを分泌する機能に、ちょっと問題があるみたい。
そんなハンディも、本人としてはどこ吹く風で…
誰かの肩に登る際は、むしろ自身の身軽さをフルに生かしているようでもあります(*´∀`*)
リビングルームを歩くときは、いつも肩の上にウィドルがいます。
背が高くなったような心地がして、気分が良いんでしょうね。
甘えん坊な性格とちっちゃな体で、出会う人の心を次々と魅了する彼は…
これからも沢山の愛に包まれて、幸せに育っていくことでしょう。
(参照:Love Meow)