カナダ・ブリティッシュコロンビア州。
とある農場オーナーの娘が、外仕事の最中に6匹の子猫を発見しました。
残念ながら2匹はすでに命を落とし、残りの4匹もすぐに治療が必要な状態だったため…
保護団体Shuswap Paws Rescue Societyに連絡を取ると、スタッフのケルシーさんがすぐに現場に駆けつけます。
驚きの事実
通常であればまだ母猫と一緒にいる歳ですが、その姿は見当たりません。
彼らはある猫からおっぱいをもらっていましたが、その猫はすでに避妊手術を受けていたので本当の母親ではないようです。
ケルシーさんが彼らを保護し、獣医へと向かう途中…
安心したのか、兄弟たちは膝の上で眠りに落ちてしまいました。
獣医で診察を受けると、さらに驚きの事実が判明。
なんと彼らの中には、血の繋がっていない兄弟が混ざっていたのです。
4匹のうち3匹は生後2週間程度ですが、一番小さな子猫は生後3〜4週で、まだへその緒もついていました。
彼らはソニー、バッド、ロビン、ビーズと名付けられ、上気道の感染症の治療を受けると、みんな一緒に預かりボランティアの元へと引き取られていきます。
血の繋がりを超えて、強い絆で結ばれた兄弟。
特にサニーは血の繋がっていない妹が大好きです。
その後も彼らはご飯をよく食べ、順調に元気を取り戻していきました。
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1匹でも多くの猫のため…
この地域にはたくさんのノラ猫がいるため、保護団体は農場のオーナーと協力しながら、不幸な子猫を増やさないよう猫たちに手術を施す活動を続けています。
オーナーは毎日暖かい納屋やたくさんのご飯を用意してくれているんです。
スタッフがいつも見回りをしてくれて、助けが必要な時には連絡をしてくれます。
現在は農場の周りに住む25匹の猫たちが手術を受け、今でも地域猫としてケアを受けているのだとか。
優しい人々のたゆまぬ努力のおかげで、今日も地域猫たちは幸せに過ごしていることでしょう。