アメリカ・ノースカロライナ州。
寒さが厳しくなる数日前のある日、母猫と3匹の子猫が保護され地元のシェルターへと運び込まれました。
彼らは全身ノミと汚れにまみれ、耳ダニだらけ。
母猫は厳しい外の環境で、なんとか子ども達の命を繋ごうとしたのでしょう。
その体は、痛々しいほどガリガリにやせ細っていました。
まもなくケリーさんが預かりボランティアとして家族を引き取り、静かで快適な部屋を用意すると…
母猫はまるで「遂に助けの手が差し伸べられた」と言うように喉を鳴らしたのだとか。
まだ若い彼女は、とても優しくて忍耐強いんです。
子猫たちと新しい家で過ごすことをとても楽しんでいるみたい。
満足して喜んでくれているのが伝わってきます。
ケリーさんは母猫をデルタダウン、子猫たちをウィンディクシー、コラリー、ジョージアピーチと名付けました。
デルタはとてもゴージャス。
ツヤツヤでふわふわで…まさに完璧な美の象徴なんです。
その後も猫の家族は預かりママの元で、すくすくと育っていきました。
関連:【子猫】 寂しがりの子猫にクマのぬいぐるみをプレゼント。すると、想像以上に愛着がわきすぎてしまったため…!?
不幸な猫を減らすために
ケリーさんいわく…
子猫の保護は、「まだまだ街にはノラ猫がたくさんいる」ことを意味するといいます。
多くの猫たちは引き取られることなく生涯を終えていきます。
だからこそ、このサイクルを止めるために去勢手術や、避妊手術がとても大切なんです。
1匹でも多くの不幸な命を減らすために…
尊い願いを胸に抱いた人々が、今日もどこかで戦っています。
(参照:LoveMeow)