動物レスキュー団体「Alaska’s KAAATs」に、1匹の幼い野良猫が見つかったとの連絡が入ります。
生後約9週間の子猫は、後ろ足がねじれ曲がっており…
動物病院でレントゲン検査を受けた結果、脊髄損傷のために後ろ足が不自由になったことが判明しました。
障害にも負けず
排泄に行くのも難しいだろう、と誰もが思っていましたが…
新しい生活にすぐ順応し、ひとりで上手にトイレシートを使えるようになったといいます。
里親のお家に預けられた子猫は、レディ・プルと名づけられました。
障害を抱えてはいますが、彼女はとても愛情深い性格で、元気で活動的な子です。
前足だけで歩き、高いところによじ登ることだってできます。
他の家族の成員に紹介されたときには、みんな大喜びで彼女を迎え入れました。
先輩犬と何度かキスした後、彼女のお腹に鼻をうずめて、のどをゴロゴロと鳴らし始めたのだとか。
後ろ足が悪い先住猫も、レディ・プルに色々なことを教えてあげます。
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新しい家族
彼らは追いかけっこをしたり、レスリングをしたりして遊び…
遊び疲れると、子猫は犬のママのところに戻って、抱っこをしてもらうのだそう。
優しい家族に囲まれて、幸せな日々を満喫しているレディ・プル。
もしかすると、厳しい屋外の環境下では、生き延びることができなかったかもしれません。
この先もずっと、安全で快適なお家の中でのびのびと暮らせることを心から願っています。
(参照:LoveMeow)