動物保護シェルター「Safe Haven Pet Sanctuary」の創設者であるエリザベスさんが、シカゴを訪れたときのこと。
ホテルに帰る途中、彼女は子猫と遊んでいるホームレスの男性に出会いました。
気になって、話を聞くと…
数ヵ月前、男性がひとりぼっちで道路をさまよっていた子猫を発見し、保護したといいます。
看護の末に
そのころ、子猫は病気にかかっており、とても弱っていたそう。
仕事を失い、ホームレスになった自分の境遇とも重なって見えたのでしょう。
男性は彼のお世話をすることに決め、必要なものを揃え始めたのだとか。
それから3日が経つと、キャスパーと名づけられた子猫は元気を取り戻しました。
次に男性は、ワクチン接種と去勢手術を施してくれる動物保護団体を探します。
耳ダニの治療をするためのお金も貯めたそうです。
子猫の健康チェックをしてみましたが、とても良好な状態でした。
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大切な家族
家族として大切に飼われているキャスパー。
テントやトイレ、おもちゃなども完備されているほか、夜は建物の軒下で分厚い毛布にくるまれて一緒に眠ります。
やがて、その男性が心から猫を可愛がっていることに感動したエリザベスさんは…
「自分の運営する保護シェルターで働かないか」と誘ってみたのだそう。
今回の出会いを機に、彼らがこれまで以上の幸せを手に入れられるよう、願ってやみません。
(参照:LoveMeow)