カナダのモントリオールにある動物レスキュー団体によって保護された、妊娠中の野良猫。
超音波検診の結果、胎内に2匹の子猫がいることが判明しました。
その後しばらくして、出産のときを迎えましたが…
スタッフたちの懸命な努力もむなしく、1匹がこの世を去ってしまいます。
子育てのお手伝い
生き残った子猫は、ルシオールと名づけられました。
彼女は必死になってミルクを飲もうとしますが、体重がまったく増えません。
どうやら母乳が出ていなかったようで、里親ボランティアのキムさんが、シリングでミルクを与えることに。
最初の頃こそ、母親猫は不安そうにしていましたが…
子猫のお腹が空くと、里親ママを鳴いて呼びミルクをあげてほしいとお願いするようになりました。
わたしたちがお手伝いしていることを、ちゃんと理解しているみたい。
食事が終わると、母猫はルシオールの毛づくろいをし抱っこして温めてあげていますよ。
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元気に育って
2人3脚による子育てのおかげで、子猫はすくすくと大きくなり…
生後2週間を迎えたルシオールの体重は、230gになりました。
いまでは目も開いて、元気に動き回っているといいます。
たくさん愛情を注がれて、小さな子猫はこれからもどんどん成長していくことでしょう。
この先もずっと、幸せな日々が続くよう心から願っています。
(参照:LoveMeow)