足を引きずりながら道をさ迷っていた、子猫のキントン。
彼には、後ろ脚の一部がありませんでした。
その後、保護団体へと引き取られると…
自分を助けてくれた人々に、まるで「ありがとう」と言うように鳴き続けていたといいます。
手術の結果は
保護団体に所属していたサマンサさんが、キントンを養育するため、自宅で引き取ります。
今まで、何千匹もの子猫と出会ってきましたが…
その中でも、キントンは本当に可愛い子です。
いつものどを鳴らして、リラックスしている様子でしたね。
しかし、後ろ脚はかなり痛むようで、皮膚が薄くなっているせいか、爛れや感染症も見受けられます。
そして保護団体の獣医チームは…
やむをえず、「切除」の決断を下しました。
手術は無事に成功。
三本足になっても、キントンの人懐っこさは変わらず…
相変わらずのどを鳴らして、周囲に感謝を伝えます。
手術後の回復期間も、サマンサさんは里親として、キントンを献身的にサポートしました。
アニマルシェルターに送られてしまうよりも、家の中で暮らしている方がストレスも少ないでしょう。
ストレスが少ない方が、回復も早くなりますからね。
うちで飼っている猫とも友達になって、励ましてもらっているみたいです。
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優しいお母さん
やがてキントンにも『生涯のおうち』が見つかります。
新たな飼い主は、サマンサさんのお母さん・シャーリーさんでした。
彼は元気にやっていますよ。
まるで風のように速く走るんです。
足を一本失くしているとは、とても思えないくらい。
立派に成長してもなお、キントンは恩人たちへ「ありがとう」の鳴き声を欠かさないのだとか。
義理堅い彼が、今後も幸せに溢れた生活を満喫できるよう、心から願ってやみません。
(参照:Love Meow)