とある冬の日、高校のゴミ箱から保護された子猫の兄弟。
彼らは暖をとるために、お互いに寄り添っていました。
やがて子猫たちは、それぞれの家庭に引き取られていったのですが…
子猫のマミはとても怖がりで、なかなか人間に懐けません。
心を開くまで
そんなマミに救いの手を差し伸べたのは、サンフランシスコに住むシニードさん。
猫を飼う予定はなかったそうですが、その愛くるしい顔立ちに一目惚れしてしまったといいます。
恋人と一緒にマミを迎え入れたものの、最初はなかなか懐いてくれず…
とても臆病だった彼女は、いつも物陰に隠れて人間を威嚇していたそうです。
それでもシニードさんは、辛抱強く愛情を示し続け…
数週間ほど経つころには、マミも少しずつ心を開き始めたのだとか。
猫やその行動についての文献をたくさん読んで、どうにか彼女の気持ちを理解できるように努めました。
シニードさんの努力のおかげで、マミは人間のお母さんのことがすっかり大好きに。
人間との暮らしや物音にも慣れて、部屋の中でリラックスした様子を見せるようになりました。
その後シニードさんは、縁あって子猫のモーティを家に連れてくることになったのですが…
元気いっぱいで人懐っこいモーティに影響を受けてか、マミもますます猫らしい振る舞いを覚えくれたそう。
関連:【子猫】 意気消沈していた男性が、2匹の子猫を保護。忙しくお世話をするうちに、自らの心もだんだんと癒されていき…
出会えてよかった
やがて、立派な大人の猫へと成長を遂げたマミ。
ペット暮らしにもすっかり慣れた彼女は、ちょっぴり甘えん坊な一面を見せるようにもなりました。
根気強く愛情を注いでくれたシニードさんを始め、家族みんなと固い絆で結ばれている様子。
素敵な飼い主さんに出会うことが出来て、本当に良かったですね。
(参照:Love Meow)