逆転の発想から生まれた超小型の洗濯機が海外で話題になっています。
[ada]
ドイツ人起業家のレナ・ソリスさんとスイスの研究チームによって開発された世界一小さい洗濯機『Dolfi(ドルフィ)』。
従来の洗濯機は「機械の中に水と洗濯物を入れる」という考え方ですが、ドルフィは「水の中に機械と洗濯物を入れる」という逆転の発想から生まれました。
使い方は簡単で、洗面台や浴室などに水を張り、そこに洗濯物と洗剤とドルフィを入れて本体のスイッチを押すだけ。30~40分程度で洗濯が完了します。
ドルフィ本体から強力な超音波を発することで気泡を生み出し、その気泡が洗濯物の汚れを落としてくれる仕組みです。
石鹸ぐらいの大きさなので持ち運びが自由自在。『旅先での洗濯物をどうするか?』という悩みから一気に開放されます。
しかも、今まで手洗いが必要だった繊細な衣類の洗濯にも使用可能です。従来のように洗濯物をかき回しながら水流で洗う方式ではないため、洗濯物の型崩れや色落ちの心配がありません。
仕上がりはこんな感じ。
現在、ドルフィはクラウドファンディングにて日本円で6000万円近くを集め、商品化に向けて最終調整が進められています。そして、2015年の8月には予約注文者に向けての発送が始まる予定です。
お値段は日本円で13,000円程度。アメリカのクラウドファンディングサイトIndiegogoにて予約が可能なので気になった方はチェックしてみてください。