レストランでの勤務中、「店の外で子猫が鳴いている」と言う話を耳にしたジェナさん。
心配に思って探してみたところ…
通気口の中に、小さな子猫を発見します。
なんとか助けようとするも、子猫は怒ったり威嚇したりとあらゆる手段で抵抗し、出てくる気配がなく…
目の前に置かれたチキンにも、口をつけませんでした。
秘密兵器は…
そんな攻防が1時間ほど続いた後、ジェナさんは「あるもの」を取りにお店に戻ります。
それはなんと
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調理用のヘラ!
コレを使い小さな身体をすくうようにして、ようやく保護することができました。
ジェナさんは彼女をタオルで包み、箱に入れて家に連れ帰ります。
ナゲットと名付けてもらった子猫は、家に着くとご飯をたっぷりもらいましたが…
なかなか心を開いてくれません。
出会って数日間は、ほとんどの時間をジェナさんから隠れて過ごしていたそうです。
しかし、そんなある日のこと…
夜は私のベッドの下に隠してある保温パットで過ごしていました。
でもあるとき、私の手の中で喉をごろごろ鳴らしながら眠ってしまって…
その日から、とっても甘えてくれるようになったんです。
怒りん坊だったナゲットは、甘えん坊の猫に変貌を遂げました。
お気に入りは、腕の中で丸まって喉を鳴らすこと。
日課のバードウォッチングも大好きです。
そんな日々を経て…
やがて彼女は、ジェナさんに正式な飼い猫として迎え入れられました!
関連:保護したものの、冷蔵庫の裏に隠れて3日間出てこなかった臆病な子猫。やがてお家に慣れたころ、先輩猫と会わせてみたら…
ずっと一緒に
ジェナさんは語ります。
おもちゃで遊んだり、美味しいご飯をいっぱい食べたり…
全てを楽しんでくれているみたい。
凍った通気口の中でひとりぼっちだったナゲットは、もうひとりではありません。
これからも優しい家族とともに、幸せに暮らしていってくれることを願います。