ある日のこと。
米ラスベガスで保護活動家を行っているニッキーさんは、母猫・リンディーと2匹の子猫たちを自宅に連れ帰りました。
リンディーはとても怯えており、人がいない時にしかご飯を食べません。
ニッキーさんは、彼女が少しでもリラックスできるように、静かな環境を整えて子育てを見守ることにします。
ある子猫との出会い
ちょうどその頃、母猫に育児放棄されてしまった1匹の子猫が保護されました。
比較的健康で、お腹をすかせて大きな声で鳴いてたので…
リンディーがこの子を受け入れてくれないか、試してみることにしたんです。
2匹を会わせてみると、彼女はまるで我が子のように世話を始めてくれました。
子猫のほうも、母猫の温かさや愛を感じて、とても幸せそう。
スクラッピーと名付けられた子猫は、新しい兄弟とも仲良しになって、一緒にママのおっぱいを飲み始めました。
スクラッピーは母猫に捨てられてしまったので…
ママや兄弟ができたことを、とても気に入っているみたい。
そしてこの出会いは、リンディーに思わぬ変化ももたらしました。
人を遠ざけ、常に気を張っていた彼女が…
子どもたちと一緒にいるときだけ、リラックスした様子を見せ始めたのです。
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心を開いて…
生後2週を迎え、元気一杯に育っていく子猫たち。
目も開き、ハイハイも始まりました。
この頃からリンディーはさらに警戒心を解き、ニッキーさんが子どもたちに触れることも許してくれるようになったそう。
子猫たちは、みんなまるまる太って幸せそうです。
ママは本当によくお世話をしています。
慣れない環境にストレスを抱えながらも、みなし子まで引き受けてくれたリンディー。
これからは、のんびりとリラックスした状態で、子育てを楽しんでくれるといいですね!
(参照:LoveMeow)