お寿司大好き!まろやか倶楽部198X (@gt198x)さんは以前、甥っ子さんの中学校で行われていた「救命訓練」の指導内容を巡って、こんな呟きを投稿しました。
中学生の甥から聞いた授業の話。内容はAEDや心肺蘇生法を用いた救命訓練で、二人一組の生徒が交代で救護役と傷病役を演じる。その際に周囲の生徒にはスマホの模型を渡して撮影のフリをさせたらしい。スマホを向けられた全員が恐怖と悲しさを味わったと言う。モラル育成を兼ねた良い教育かもしれない。 pic.twitter.com/vqx9IweAJ6
— お寿司大好き!まろやか倶楽部198X (@gt198x) 2017年12月21日
必死で救出作業をしている最中、もしも周りの人々が、何の断りもなくその様子を記録し始めたら…。
たしかに、撮影者の目的を理詰めで考えていくより、実際に被写体役を担ってみるほうが、より多くのことを短時間で学べそうです。
「現実」を知ること
現代では、街を行き交うほとんどの人が何らかのカメラ付きデバイスを持ち歩くようになりました。
そして残念ながらその中には、いまだに正しい使い方を理解していない人や、あるいは理解した上で間違った使い方をする人も一定数います。
はじめまして。自分はその他大勢のひとりとして傍観しているだけのつもりでも、助けるべき人間として扱わないことでとてつもなく人の尊厳を貶める事があるという気づきを得られる興味深い試みですね。現実の危急時には傍観者が自発的に手を貸してくれると仮定しては危ういという注意喚起としても。
— しんじ@理科実験あそびプロジェクト復興のためお仕事承り中 (@oekakimaestro) 2017年12月22日
進化する科学技術に執心するあまり、善悪を見失ってしまうことが無いよう…
今回紹介されたような授業を通して、これからの時代を生きる子どもたちには、他者を思いやる気持ちを大切に育てていってほしいですね。
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みんなの反応
●その身になってみないと分からない事もある
●ぜひ全国でやって欲しい
●これを思いついた人の視点が素晴らしいな
深く考えさせられる一幕に、他のユーザーたちからも大きな反響が寄せられていました。