米マサチューセッツ州の保護施設に運び込まれた子猫のウルフィー。
生後10週間ほどの幼さにもかかわらず、彼は独りで路上をさ迷っていました。
母猫に育児放棄されたためか、身体は傷だらけで、衰弱しきっており…
さらには片方の目が全く見えていないほか、「口蓋裂」と呼ばれる先天性の疾患まで抱えていたといいます。
心の強さ
とはいえ、猫の保護団体のタラさんがウルフィーを施設から引き取ったとき…
彼は物怖じするどころか、箱から飛び出して近づいてこようとしたり、顔を擦りつけたりするほどの甘えっぷりを見せたそうです。
辛い事を経験し、耐え抜いた子だけが持つ、素晴らしい精神の持ち主なんです。
ウルフィーは身体中に怪我や障害を持っていましたが…
決して生きることを諦めようとはしていませんでした。
自分を助けてくれたタラさんに、隙あらばハグを試みて…
一度応じれば、か細く鳴き続けてなかなか離してくれません(*´艸`*)
その後、頃合いを見て、タラさんはウルフィーを眼科へ連れて行きました。
また、もう一方の目も緑内障を患っていたんです。
緑内障になっていた目を切除してもなお、彼の性格は明るいまま。
入院中も一切の不満を表さない忍耐強さに、タラさんも改めて驚かされます。
そして、無事に手術を終えて退院したウルフィーは…
真っ先に遊び場に向かっていきました(*´∀`*)
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元気いっぱいに!
歩くときはまだ少しふらついてしまうみたいですが、お構いなし。
あちこち走り回り、飛び回り、元気いっぱいに過ごしているのだとか。
ただ、ちょっとヤンチャすぎるところもありますね(笑)
周囲の献身的なサポートと、自らの生きる力で困難を乗り越えたウルフィー。
どうかこれからも、幸せな生活を送ってほしいですね!