米サウスカロライナ州にハリケーンが近づいていたある日のこと。
警察官を務めるタラさんが、廃品置き場で職務にあたっていたところ…
彼女を見つけた1匹の子猫が、車の下から鳴きながら駆け寄ってきました。
嵐が近づくなか、家も食料もない子猫を放っておくことができなかったタラさんは、ひとまず彼を連れ帰ることに決めます。
困難を乗り越えて
地元の保護団体に連絡を取ると、「嵐が去るまで受け入れはできない」との回答。
そのためストームと名付けられた子猫は、しばらくタラさんのお家で過ごすことになりました。
最初こそ怯えていたものの、お腹を満たし、お風呂で体を綺麗にしてあげると、安心したようにベッドで眠りに落ちてしまったそう。
やってきて3日目には、急に体調を崩しましたが…
獣医師の言う通りに、ヒーターで身体を温めて高カロリーの食事を与えると、数日で元気を取り戻すことができました。
とてもやんちゃで寂しがり屋なんです。
抱き上げると、すぐにくっついてきてそのまま寝てしまいます。
その後もすくすくと育っていったストームの元へ、ある日幸運な知らせが舞い込みました。
猫3匹と犬2匹と一緒に暮らしているタラさんの同僚が、彼を引き取りたいと申し出てくれたのです。
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新しい家族
ストームの新しい生活を想い、サラさんの夫は感慨深く語ります。
野良猫だった彼を保護して、元気になるまで見守り…
そして、新しい家族へと引き渡すことができたのは、本当に素晴らしいことです。
新居にも馴染み、幸せに暮らしているというストーム。
これからもたくさんの兄弟たちと一緒に、楽しい思い出を紡いでいくことでしょう。
(参照:LoveMeow)