ペルーの街で、20階建てのマンションに住んでいたアリス・ピーシェルさんと恋人のヒューゴさん。1年前のある日、自宅から出た2人は、驚くべき光景を目にしました。
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オレンジ色の小さなネコが、建物と建物の間の細長い縁に丸まって、動けずに震えていたのです。
その瞬間、2人は持っていたものを全て手放し、急いで救出に向かいました。
食べ物を使って粘り強く猫を呼び続けた2人。やっと、手が届く位置まできてくれたところで、素早く手を伸ばし、なんとか保護に成功しました。
その危険な場所にどのくらい居たのかは分かりませんが、保護したときには疲れ果てた様子だったというネコ。ケガはありませんでしたが、薄汚れたその体はとても細く弱々しかったそうです。
ネコを引き取りに来る人が現れなかったので、飼い主はいないと判断し、家で飼うことに決めた2人。ネコはキャプテン・カークと名付けられました。
お風呂に入れてあげ、病院へ連れて行き、おもちゃも買ってあげたそうですが、新しい環境に慣れておもちゃで遊んでくれるまでには、かなり長い時間がかかったといいます。
しかし、一度慣れてくれると、最高にくつろいだ様子を見せてくれるようになりました。
ベッドが大のお気に入りで、いつもこんな感じ。
基本的に四六時中寝ているというカーク。舌をぺろんと出してリラックスモード全開な寝顔が可愛すぎます！
家族の温かさを知ってすっかり甘えん坊になったカーク。
家族と迎えた初めてのクリスマス。良い子にしていたので、たくさんプレゼントを貰ったそうです(=ΦωΦ=)
カークとの生活から、日々新たなインスピレーションを受けているというアリスさんが描いた、「ヒューゴとカークの大冒険」。
家族と一緒に過ごす時間が大好きなカーク。高く細い場所で怖い思いをしたけれど、温かい家族に巡り会うことができて良かったね(*´ｪ`*)
