アメリカ・アリゾナ州の保護団体Bottle Baby Fostersに、生後1日も経っていない5匹の子猫が運び込まれました。
彼らは、母猫に置き去りにされてしまったようです。
みんな猫パルボウイルス感染症(猫の伝染性腸炎)にかかっていました。
おそらく母猫からウイルスをもらったんでしょう。
それが捨てられた原因かもしれません。
パルボウイルスは抵抗力の弱い子猫にとって、非常に危険な感染症です。
治療の甲斐もむなしく、3匹は命を落としてしまいました。
生きる意志
なんとか一命を取り留め、ピッピとデクスターと名付けられた2匹の子猫に、引き続き懸命な処置が施されます。
預かりボランティアのメリンダさんは、24時間体制でチューブをつかって授乳をし、身体を温め、そばに寄り添い彼らを励ましました。
その想いに応えるかのように…
食欲がなく、ひどい痛みに襲われているにも関わらず、2匹はミルクを飲み続けてくれたと言います。
彼らは、強い「生きる意志」を持っていたんです。
2週間程が経つと…
喉を鳴らし始めたり、周りを探索したりし始めて、もう大丈夫だと思いました。
ピッピは冒険好きのやんちゃな女の子に。
デクスターは甘えん坊の男の子にすくすくと成長していきます。
施設へ運び込まれた当時の様子を知る誰もが…
子猫らしく元気にハシャぎまわる彼らの姿を見て、驚くと同時に、ホッと胸を撫で下ろしたに違いありません。
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戦士の休息
お互いを支え合って生き抜いたピッピとデクスター。
かつてのような辛い思いをすることは、もうないでしょう。
小さなファイターたちに、改めて称賛の拍手を捧げます!
(参照:LoveMeow)