ぶち猫のタフィーは、ひどい目の感染症を患ったまま、路上をさまよっていたところを救助されました。
感染症のため、ほとんど視力を失ってしまっていた彼は…
目が見えずによほど心細かったのか、お世話をしてくれる保護施設のスタッフの注意を惹こうと、ひたすらに甘えていたといいます。
スタッフのセリーヌさんは、当時のことを以下のように振り返りました。
物音を立てて、私たちの注意を惹こうともしていました。
もう1匹の子猫
一方その頃。
タフィーとは別の場所で、生後5週間ほどの子猫が保護されます。
ベッティナと名付けられた彼女は、母親から置き去りにされてしまい、独り寂く過ごしていたそう。
さらに、お腹の中には寄生虫が入り込んでしまっていたんです。
たくさんご飯を食べて少しずつ健康を取り戻した彼女は、まもなく里親のナディアさんの元へと引き取られて行きました。
そして…
そこで同じく里子として預けられていたタフィーと、あっという間に意気投合してしまいます!
年上ながら好奇心旺盛なタフィーは、妹分のベッティナが遊んだり飛び跳ねたり、とにかく物音を立てると、すぐに駆け付けるのだとか。
一方、盲目であることを感じさせないほど活発なお兄ちゃんを、ベッティナも優しく気遣います。
家の中を冒険するときは、常にタフィーを先導し、見えない目の代わりになってあげているとのこと。
何をするにも息ピッタリの猫と子猫は、互いに離れられない存在であると信じあっているようでした。
関連:駐車場に捨てられた子猫たちは…優しいママのもとで、「希望」をもらった!
新たな生活へ
やがて、嬉しいことに…
タフィーとベッティナは、2匹そろって同じ家族に引き取られていきました。
新しい弟分・チェスターも増えて、ますます賑やかさが増している様子(*´艸`*)
彼らがいつまでも楽しく幸せな日々を送れるよう、心から祈っています!