カナダのオンタリオにある保護シェルター「Animal Services in Hamilton」に連れてこられた、1匹の小さな野良猫。
その姿を見て…保護シェルターのスタッフは、他の子と少し様子が違うことに気がつきます。
キャプテン・ジャックと名づけられた子猫は、直ちに獣医の診察を受けることになりました。
健康診断とレントゲン検査をした結果、身体的にはどこも悪いところは見つかりませんでしたが、小脳低形成と診断されました。
神経変性疾患のため、歩行とバランス感覚に問題が生じます。
しかし、猫の小脳低形成は、進行性のものでも、伝染性の病気でもありません。
ほかに健康上の問題がない限り、寿命だってふつうの猫と一緒です。
「フラフラの猫ちゃん」
キャプテン・ジャックは、その愛くるしい仕草も相まって…
シェルター内のスタッフやボランティアたちを虜にしていきました。
小脳低形成の猫は、酔って千鳥足になった船乗りのような歩き方をします。
「フラフラの猫ちゃん」として、みんなから親しまれていますよ。
加えて、それだけでは飽き足らず…
訪問者を見かけるたび、首を傾げながら手招きをし、彼らをもメロメロにしてしまいます。
スタッフは、そんなキャプテン・ジャックの様子を動画撮影し、Facebookでシェアしました。
すると、またたく間に予想を大きく上回る数の「いいね!」が付いたのだとか。
彼には、見た人のハートを一瞬で射抜いてしまう魅力があるようです(*´∀`*)
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「港」を見つけた船長
そして、嬉しいことに…
この投稿をきっかけに、とある家族からぜひキャプテン・ジャックを家族に迎え入れたいと申し出が寄せられたそう!
本当に可愛い子猫です。
彼の抱える障害が、彼自身をいっそう特別な存在にしているんですね。
ようやく素敵な港に落ち着くことが出来た、キュートな船長。
どうかこれからも、幸せいっぱいの日々を送れるよう祈っています。
(参照:LoveMeow)