大の猫好きなサマンサさんが、13歳の老猫・ミッキーを亡くして悲しみに暮れていたときのこと。
彼女のもとに、「赤ちゃん猫の姉妹を引き取って欲しい」との連絡が入ってきました。
話を聞けば、どうやら母猫は赤ちゃん猫たちを納屋で産んだ後、そのまま置き去りにしてしまったそう。
サマンサさんは申し出を快諾し、すぐさま子猫を引き取りに向かいました。
3匹目の赤ちゃん
しかし、いざ子猫たちに会ってみると…
2匹のはずが、3匹います!
なんと姉妹の赤ちゃん猫には、もう1匹の弟がいたのです。
2匹の姉妹だけを引き取ってしまえば、姉弟は離れ離れに、そして弟は独りぼっちになってしまう。
そんなことをしたら、可哀想ですからね。
経験豊富なサマンサさんにとっては、赤ちゃん猫のお世話も手慣れたもの。
それから、呼吸器系の感染症にかかっていたみたいなので、動物病院に連れて行きました。
その他に関しては、3匹ともみんな健康でしたよ。
姉妹の白猫はそれぞれエラとデイジー、そして弟の黒猫はサイモンと名付けられました。
3匹の子猫たちは、とても強い絆で結ばれており…
特にサイモンはお姉ちゃんたちのことが大好きで、いつもぴったりとくっついて、離れようとしなかったといいます。
いたずらっ子な姉弟は、いつも家中を駆けまわって、やんちゃに遊び回っていたそう。
あとは、縁側で小鳥を眺めながら日向ぼっこをするのもお気に入りですね。
お昼寝するときでさえ、ずーっと一緒なんですよ。
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それぞれの魅力
やがて成長した3匹は、それぞれの個性を開花させました。
デイジーは大人っぽいけれど、一方でかなりのおしゃべりです。
そしてサイモンは、一番のいたずら好き。
…もちろん、そんなところも可愛いんですけどね。
やがて彼らは皆一緒に、とあるお家へと引き取られていったそうです。
立派に成長した彼らのことを、とても誇りに思います。
優しい英断がもたらしたハッピーエンド。
3匹は今日も仲良く、楽しい日々を過ごしていることでしょう。