アメリカのとある家の離れ小屋で発見された、生後数週間ほどの子猫・ティッピー。
彼女の首は、生まれつき「傾いたまま」固まっていました。
そんな障害を抱えていたため、「育てることはできない」と判断されたのか…
母猫からも見放され、置き去りにされてしまったようです。
仲間とともに
ティッピーを保護した活動団体の代表者であるトニさんは…
確かに、首の角度はちょっとおかしいけれど、彼女自身はいたって健康ですよ。
神経の問題もないようだし…
本当にただ、首が曲がってしまっているだけなんです。
とはいえ、やはりバランスを崩して上手く歩けないこともしばしば。
ただでさえ生まれてまもない彼女には、安心して暮らすことのできる環境が必要です。
やがてティッピーは、里親の元へと引き取られていきました。
見知らぬ人間に囲まれて、初めのうちは少し緊張していたようですが…
他の子猫たちを紹介されると、あっという間に、新しい環境へと馴染んでしまいます。
お昼寝のときは、みんなで身を寄せ合うのがお決まりなんだとか( *´艸`)
また、体が大きくなっていくにつれて、首の傾きも少しずつ目立たなくなっていきました。
完全にまっすぐになる、ということはないものの、普段の生活にも支障はないようで…
他の子猫たちにくっついて、元気よく走り回っているそうです。
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もう独りじゃない
一度は母親に捨てられ、独りぼっちになってしまったティッピーですが…
新しくできた家族とは、とても仲良くやっているとのこと。
これからも大好きな兄弟姉妹に囲まれて、幸せに暮らしていってほしいですね。
(参照:Love Meow)