1匹の美しい黒猫が、英バーミンガムの保護団体に連れてこられました。
彼女はお腹に赤ちゃんを身ごもっており、手助けを必要としていたのですが…
飼い主だった方は、「もう興味がなかった」のだといいます。
母親のために
妊娠から相当の期間が経過しており、状況は一刻を争いました。
里親のボランティアを行っていたエミリーさんは、すぐに救いの手を差し伸べます。
母猫には、ウィンターという名前が与えられました。
彼女はすぐに、私たちにも懐いてくれました。
まるでイルカの鳴き声みたいにのどを鳴らすのが、もう本当にかわいくて。
そして、エミリーさんのもとに引き取られてから2週間と少し経った頃…
ウィンターは、4匹の美しく健康な赤ちゃんを産みます。
これが3度目の出産となるウィンターは、それまでの経験と体力を総動員して、ありったけの愛情を子猫たちに注ぎました。
片時も赤ちゃん猫たちから離れずに、お世話を続ける一方で…
ウィンターは救いの手を差し伸べてくれたエミリーさんに、何度ものどを鳴らして感謝を伝えます。
今まで出会った猫の中でも、ダントツで人懐っこくて、愛らしい子です。
彼女を助けてあげられて、本当に良かった。
子猫たちの名前はそれぞれ、マギー、タビサ、アイヴィ、ロビンに決定。
4匹とも元気いっぱいで、冒険心や好奇心の赴くままに、屋内での生活を満喫し始めたそうです。
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窮地を乗り越えた
母子ともに無事出産を乗り越えることができたのは…
ひとえに、エミリーさんを初めとしたボランティアの方々が、彼女たちを献身的にサポートしたおかげでしょう。
か弱い命を救うために尽力する人々には、頭の下がる思いです。
(参照:Love Meow)