カナダ・モントリオールの保護団体Chatons Orphelins Montrealのもとに、とある家族から連絡が寄せられました。
子猫の具合が悪く、手に負えないので引き取って欲しい。
プセと名付けられた子猫は、ペットショップにいた時から酷い状態だったとのこと。
脱水を起こし自分で餌を食べることもままならず、かなり衰弱した様子です。
それでも、適切な処置により…
彼はなんとか一命を取り留めました。
病院から退院の許可が出ると、施設のメンバーであるバレリーさんが預かりボランティアを申し出ます。
安心できる落ち着いた環境で、回復に向けたケアを受けることになりました。
バレリーさんは24時間プセを気にかけ、できる限り一緒の時間を過ごしたそう。
施設に来た時はとても衰弱していました。
でも、看病を続けているうちに少しずつ元気を取り戻してきたようです。
そして彼女の家には、もう1匹心強いサポーターがいました。
プセと同じタキシード模様の猫、ザッキーです。
ザッキーはすぐにお兄ちゃんとして面倒を見始めてくれました。
“正しい猫の振る舞い方”を教えてくれているようです。
プセはお兄ちゃんを尊敬しているみたいで、まるで影のように何処へでもついていきます。
見た目もそっくりな2匹は、まるで本当の兄弟みたいですね(*´▽`*)
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強い絆で結ばれた2匹を見て、バレリーさんはプセも正式に家族として引き取ることを決めました。
とっても遊び好きでいたずらっこな弟を、目を細めて見守るお兄ちゃん。なんとも微笑ましい光景です(*´艸`*)
彼らを引き離すことなんてできません。
これからもずっと、兄弟です。
不思議な縁で結ばれた2匹は、これからもたくさんの思い出を紡いでいくことでしょう。
(参照:LoveMeow)