たかむらあや@擬人化ス38ab (@waranoshiro)さんが投稿した、「息子さんの運動会」を巡るエピソードに注目が集まっています。
息子は定形外発達だったので、幼稚園最後の運動会で最高に盛り上がるクラスリレーで、抜かされるとパニックになってバトンを投げてしまう人だった。クラスみんなが「〜くんのせいで勝てない!」という中、1人の子が、「わかった!〜は俺の前に走れ!お前が何人に抜かされても俺が全部抜きかえしてやる
— たかむらあや@擬人化ス38ab (@waranoshiro) 2019年5月16日
そう宣言してくれて、当日、頑張ったけどやっぱり抜かされた息子に渡されたバトンを持って全員抜きかえしてくれた。
運動会後先生からそれを聞いてわたしは泣き崩れた。
ありがとう、クラスで1番足が早かった君は今もわたしのヒーローです。— たかむらあや@擬人化ス38ab (@waranoshiro) 2019年5月16日
カッコいい!!(*´▽`*)
私自身は脚が遅くて運動会が嫌いだったのだけど、旦那の人は脚が早く、結婚する前から子供と参加する幼稚園の親子競技を楽しみにしているような人だった。早く一緒に走りたいなあ、話すようになったらどんな話をするのかな、球技は小さいうちからボール遊びで教えないとと楽しみにしていた。
— たかむらあや@擬人化ス38ab (@waranoshiro) 2019年5月16日
その旦那は息子2歳の誕生日の10日後に突然死んだ。言葉が遅かった息子とはしゃべれないままだった。
ちょっとそこから1年くらい記憶が無いんだけど、幼稚園に入った息子の最初の運動会。走り出した息子はビリだった。ほかは全部旦那似なのに、そこだけ私に似てしまったらしい。— たかむらあや@擬人化ス38ab (@waranoshiro) 2019年5月16日
しかもビリなことにキレてしゃがみ込むし泣き出すし、先生に手を引かれて走ったこともあったきがする。だから運動会に行くのも気が重かった。またあいつはみんなに迷惑をかけるのか、笑われるのかと思っていたから、だからあの5歳児の言葉と行動に私は救われたのだと思う。
— たかむらあや@擬人化ス38ab (@waranoshiro) 2019年5月16日
「あの5歳児の言葉と行動に私は救われた」
子どもの純粋な優しさと強さには、本当に心が洗われますね。
たかむらさんは、あの日の「ヒーロー」に向けて、改めて感謝の言葉を述べました。
顔も名前もカッコいい彼に、そのあと「ありがとうねー」と言ったら、「俺と〜は友達だから!」「俺も頑張るから〜も頑張れって言ったらあいつも頑張ったから!」と言われてまた泣いたのでした。友達という概念のなかった息子を友達だと言ってくれてありがとう。
— たかむらあや@擬人化ス38ab (@waranoshiro) 2019年5月16日
息子の名誉のために言わせてもらうと、キレても泣いても、彼は「運動会楽しかったね-」って帰るのだ。それは私には酷くやるせなかったのだけど、どんなに泣いても暴れても、彼は幼稚園も学校も楽しく通ったし、今も通っている。
— たかむらあや@擬人化ス38ab (@waranoshiro) 2019年5月16日
自分以外にも、誰かが我が子に寄り添ってくれている。
全ての親にとって…その事実ほど、頼もしい心の支えはありません。
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ネットの反応
●我が子と重ねて想像して泣いた
●カッコイイやつは言動もカッコいいんだね。それも幼少期から
●いいお友達がいて、いい息子さんなんだなって。悪いことばかりじゃないね
胸が熱くなるお話に、他のユーザーたちからも大きな反響が寄せられていました!