ある日、インディアナ州エルクハートで、通りをさまよっていた母子猫が地元の愛護団体「Here Kitty Kitty Rescue」に保護されました。
子猫は生後3週間ほど。
どうやら、食べ物と住処を探していたようです。
一見普通の親子猫でしたが…
ミッシーさんをはじめとした団体のスタッフたちはすぐ、彼らが互いの存在を想像以上に必要としていることに気が付きます。
子猫のケイティが鳴くと、すぐに母猫のカイリーが様子を見に飛んでくるの。
カイリーは常にケイティの様子に気を配っているわ。
ケイティは人間でいうティーンエイジャーに差し掛かり、やんちゃで遊びたい盛り。
普通だとそろそろ親離れ子離れの時期ですが…
カイリーにとってはいつまでも、小さな可愛い子どもなのでしょう。
彼らがケイティに優しく接している限りね。
でもちょっと遊び方が激しくなってくると、カイリーが間に入ってあげてるわ。
とはいえ、決して過保護というわけではなく、危険がない限りは好きにさせている様子。
そんな彼女の愛をケイティも感じているのか、遊び終わると、すぐにカイリーにすり寄っているそうです。
カイリーの庇護のもと、順調に成長し自信を深めているケイティ。
周囲への関心と、外へ出て行こうという意識が強くなっているわ。
関連:屋根裏から子猫の声。姿が見えず困っていると、請負業者が申し出て…
ミッシーさんは2匹を一緒にもらってくれる引き取り手を探していますが、なかなか難しいようで…
最近も、もう一歩というところで話が流れてしまったといいます。
別れは寂しいもの。
とはいえ、やがて「子離れ」「親離れ」が必要になるのは、人間も動物も一緒です。
彼らにどのような未来が訪れるかは定かではありませんが…
お互いが互いにとって本当に幸せな結末を迎えられるよう、祈るほかありません。