海外掲示板ユーザーのTravUKさん宅に暮らしていた2匹の猫、ベアとテディ。
彼らはいつも、一緒にどこかへ出かけ、秘密の冒険を楽しんでいたといいます。
ところが、幸せな日々もつかの間…
ベアが急死。
突然の出来事に、一家はしばらくの間、悲しみと喪失感から抜け出せませんでした。
それから2週間が経った、ある日のこと。
TravUKさんは、外から帰ってきたテディの首もとに、手紙が付いていることに気がつきます。
そこには
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私は近所に住む者です。
そして、実は、あなたの猫ちゃんの親友でもあります。
猫ちゃんたちは毎日2匹で、私の家に遊びに来ていました。
ところが、2週間ほど前から、そのうちの大きい方の1匹を見かけなくなってしまったのです。
あの子は大丈夫なのでしょうか?
とても心配しています。
あの子は本当に可愛い猫で、いつも私の心を癒やしてくれました。
どうか元気でいてくれますように…。
2017年3月2日 Y.T.より
温かく、そして切ないメッセージ。
TravUKさんは自身のメールアドレスも添えて、「もう1匹の猫は死んでしまった」と返事を書きました。
その翌朝、早速返信が。
昨日の手紙をくれた方は女性で、中国から近くの大学にやってきた留学生でした。
「ホームシックにかかってしまっても、ベアとテディに慰められ、故郷を思い出すことができた」
「大学で行うプレゼンの練習をしている時、ベアはベッドに座って聞いていてくれた」
長文メールに綴られた愛猫への思い。
彼女の言葉の一つ一つが、TravUKさんたちの心に染みました。
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後日、女性はTravUKさん宅の庭を訪れ、ベアのお墓に花を供えてくれたそう。
TravUKさんは語ります。
私は心から、誇りに思います。
悲痛な思いを分かち合った一家と留学生。
もしかしたらその出会いは…優しいベアがくれた、最後のプレゼントだったのかもしれません。