匿名掲示板に、とあるユーザーが「社員旅行」をめぐってこんなエピソードを投稿しました。
●ユーザーID:0Nm
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あるグループで冬の旅行の幹事を頼まれたのは、Aという男性社員。
鉄道マニアというか旅行マニアで、各地に詳しく、お土産にはハズレがなかった。
「一人の旅行なら慣れてるけど、みんなに楽しんでもらえるか自信がないよ」
そう渋っていたAだが、頼み込んで幹事になってもらったところ…
コースも食事や宿泊場所の選定も、みんな満足いくものだった。
[17/01/05(木)00:21:02]
謙遜しつつも、しっかりと仕事をこなすAさん。
そして投稿主いわく…彼はこの旅行で、目を見張るような「対応力」も発揮したといいいます!
●ユーザーID:0Nm
前日から悪天候の予報を聞き交通状況を調べ、いち早く観光地を出てターミナル駅に行くことを提案。
大雪で、観光地で立ち往生するところを免れた。
でもターミナルに行っても雪で観光もままならず帰りの列車は大幅に遅れている。
げんなりしていたところ、Aが顔見知りの観光案内所の人に相談して…
団体の当日キャンセルが出て困っていた旅館に話をつけてもらい、食事と列車の時間までの滞在を確保してもらえることになった。
渡りに船だと旅館もサービスしてくれ、「並」クラスの料金で「上」クラスのご馳走にありつくことができた。
みんなヤケクソにもなって追加注文もしてたっぷり飲み食べたので、旅館にも貢献できただろう、と思う。
帰りの列車は3時間以上の遅れになり、旅館から「宿泊料も安くするからいっそ泊っていかないか?」と言われたが…
仕事に穴をあけるわけにもいかず、後ろ髪をひかれながら帰った。
この活躍で一躍Aは職場のヒーローになり、適切な判断は上司からも評価された。
また、Aと彼をサポートした先輩社員のBさんが付き合うようになり、夏には二人でお礼がてら例の旅館に宿泊に行った。
その後、2人は結婚。
[17/01/05(木)00:21:02]
スゴイ…!!( ;∀;)
破竹の勢いとは、まさにこのことですね…(笑)!!
ただ、その裏で「ある悲劇」が起こります。
●ユーザーID:0Nm
翌年冬の旅行で幹事に名乗りを上げ、CはわざとAが参加できない日程で旅行を計画した。
しかしAのような知識や経験もなく気配りも足りないCは失敗続き。
加えて天候悪化で遭難寸前の寒い中、立ち往生することになり…
職場内の信用失墜、仕事に穴をあけ上司からも大目玉、会社に居づらくなってしばらくして辞めてしまった。
「漫画みたいな話だろう?そのCが俺なんだ」と上司。
忘年会で自分の手痛い失敗談を話してくれた。
Cこと上司はその後自らを恥じて立ち直り、別の会社でやり直して今に至る。
その痛い失敗の経験が大事な糧になっているんだとか。
[17/01/05(木)00:21:02]
妬みから人を出し抜こうとすれば、必ず罰が当たるもの。
昔話のように、大切な教訓が詰まった一幕ですね。
関連:【絶句】優しいA子さんが、職場で馬鹿にされる自分を見て…キレた
なお、この話には後日談がありました!
●ユーザーID:0Nm
実は…
AとBさんのエピソードを私は知っていた。
Aは義兄、Bさんは実姉だったからだ。
県も違うのに、世間はあまりにも狭いなとすごく驚いた。
その話をしたら上司は驚き、上司から義兄への、丁寧なお詫びとお礼の手紙を託された。
義兄も姉も笑って受け入れるつもりらしく、また交流が復活しそうな感じ。
[17/01/05(木)00:21:02]
まさかのハッピーエンド!
御三方が集まり、思い出話に花を咲かせられたことを心から願います(*´艸`*)
※こちらの記事はopen2chより、一部コメントを読みやすくまとめた上で作成しています。