免許の返納者に「タクシー券」を交付。そんな政策が失敗したワケは？

中村元弥 (@1961kumachin)さんが投稿した、「免許返納の問題点」をめぐる呟きに注目が集まっています。

テレ朝のニュースでやっていたが、過疎地の村で免許返上した高齢者にタクシー券を交付する政策を取ったが返上者が増えない。何故なら、村にタクシーは実質一台しかなく、運転手さんも７７歳で週３回は人工透析しているから移動が制約されるから。東京では想像できない状況が過疎地にはあるのだ

— 中村元弥 (@1961kumachin) 2019年4月28日

 
人離れが進んでいる地域では、「タクシー運転手も不足している」という現状がある。

これは非常に難しい問題です。

 
今回の呟きを受けて、他のユーザーたちからも様々な意見が寄せられました。

地方の片田舎と言うか過疎化の進む昔のニュータウンなどは車が無いと本当に不便。全て歩いて行ける距離では無いし、バスの本数は少ない、タクシーに乗ると言っても、スーパーでさえ何キロも先。だからお金のある人は、そこを放棄して市内の中心地にマンションでも買う。

— Junky Ard (@EZ_Rider66) 2019年4月28日

https://t.co/y6h7WHSMEG
過疎地ならば、信号も交通量も限られる地域でしょう。
ならば、仮に事故ったとしても、概ね自損事故で済むでしょうし。。。
自然災害から避難するための道具、としての必要性もありますし。

比較衡量の大切さを改めて感じる事例

— online_cheker (@online_checker) 2019年4月29日

うちの辺の農家の老人たちはシニアカー代わりの軽トラを時速２０キロくらいの速度で走らせている。みんなやさしいから煽ったりしない。時間に余裕をもって運転する。明日は我が身と知っているから。ちなみに軽トラはマニュアルが殆んどなのでめったに暴走などしない。

— AKG 立憲民主党支持。枝野幸男を総理に。 (@akg0011) 2019年4月29日

 
多くの人は、「都会で必要なルールを過疎地にまで求める必要があるのか」について、疑問の声を上げています。

環境の異なる場所で暮らす個々人に同じクオリティの生活を保障するためには…

何よりもまず、「全国一律の決まり」という考え方から離れないといけないのかも知れません。

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ネットの反応

 
深く考えさせられるお話。

一日も早く、適切な解決策が見つかることを願っています。