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北海道でトドの赤ちゃんが死亡。その原因に考えさせられる

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2016年7月、北海道・八雲町熊石県日町の海岸にて、トドの赤ちゃんの死体が発見されました。

その死因は…我々人間にあったといわれています。

町などによると、トドの親子は6月29、30日ごろに海岸に現れた。

住民らの話では、スマートフォンで撮影しようとした2人組が親子に近づいたことがあり、その際、親が驚いて海に逃げ込んだという。

赤ちゃんはその後も浜辺にとどまり、波打ち際や岩場で寝ていたが、今月13日夕に死んでいるのが確認された。

毎日新聞:赤ちゃん死んだ スマホ撮影に驚いた母逃げ 北海道

 
生後1年間を母乳だけで過ごすトドは、人間による飼育が非常に難しいそう。

母親がそばにいれば…なんとも悔やまれる出来事ですね。

 
かねてより住民からも保護を求める声が上がっていましたが、道内の水族館や研究機関では、飼育スペースや飼育計画の調整などで難航していたようです。

これを受けて町は、「野生動物に不用意に近づかないでほしい」と改めて強く呼びかけました。

関連:『本当にやめてほしい』 なじみの川に、「約200匹」も放流されていたのは…!

 
ネットの反応

●亡くなってしまった…スマホ撮影は身近な動物だけに。野性動物はデリケートです

●結局死んじゃったのか…また人間の手によって殺されたに等しい事態

●珍しいから/かわいいから、と考えなしに野生動物に近づくなと何度(ry

●クマは子を守ろうと神経質になるし、野生動物にとっても子育ては敏感になるもの

 
我々に危害を加えるつもりがなくとも、ただ近づくだけで、野生の動物たちは脅威を感じてしまいます。

見かけたらそっとする、保護が必要そうな場合は関係機関に連絡するなど、決してむやみに近づかないよう心掛けたいですね。

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