匿名掲示板に、とあるユーザーがこんなエピソードを投稿しました。
●ユーザーID:2ID
結婚前に「妻には家にいてほしい。家事と育児に専念してほしい」と言われたけど…
好きな仕事だったから「せめて子どもが出来るまでは続けさせてほしい」と言って、互いに譲歩する形で結婚したのね。
2人とも子どもは欲しかったから、子どもができてれば丸く収まってたんだけど、双方に原因が見つかり諦めざるをえなかった。
[2019/03/22(金)19:34:10]
専業主婦でいてほしい旦那さんと、働き続けたい投稿主。
とはいえ、育児をすることがない環境では、旦那さんの想いも多少なり変わるはずです。
そう、思われたのですが…
●ユーザーID:2ID
夫は「家にいてほしい」、私は「仕事したい」と。
夫の給料だけでも生活はしていける。
しかし、倹しく暮らしてなんとか…という程度。
私も働けば余裕ができる。貯蓄もできる。老後の備えもたっぷりできる。
夫としては、自分が一人息子なのでいずれ親の財産を相続するのだから、老後のことまで今からそんなにカリカリ考えることもなかろうって感じだった。
私の親は普通のサラリーマンで期待するような遺産もないし、親のお金は親の老後に使ってくれと思うし、例え今現在実家が大金持ちだとしても、何年先になるか分からない相続をあてにして暮らそうとは思わない。
結局、「家事はちゃんとやるから働かせてくれ」ってお願いするような形で仕事を続行した。
[2019/03/22(金)19:34:10]
なんとも不平等な夫婦関係に思えますが…
それでも奥さんは、自分の「要望」を叶えるため、家の仕事をこなし続けました。
●ユーザーID:2ID
でも、私自身は家事は嫌いじゃないからいいんだ。
仕事しながらでも夫婦ふたりの生活なら大した負担でもなかった。
そりゃあ完璧な家事ではないけど、カレンダー通りに休日はしっかり休める仕事だったから、休日に一週間分の食事の下拵えや常備菜作りで回せたし。
仕事も上手くいってたから、特にそんな生活に不満はなかった。
[2019/03/22(金)19:34:10]
しかし、そんな日常に決定的な亀裂が入ります。
●ユーザーID:2ID
その時に報奨金と花束貰って帰宅した。
報奨金が出たと知った夫、開口一番に「ゴルフバッグ買って」って言ったんだよ。
「自分で買えばいいじゃない」って言ったら…
「俺が働かせてやってるから貰えたんだろ?」って。
あの言葉、きっと死ぬまで忘れない。
働かせて や っ て る って何?
夫自身、自分の失言に気付いたみたいで、あれから私の回りでソワソワしてて鬱陶しい。
私はあの言葉で夫への愛情も信頼も底をついた。
結婚して丁度10年。
元号も変わることだし、平成と共にこの結婚生活を終えるのもいいかも。
[2019/03/22(金)19:34:10]
大きくズレていた夫婦間の認識。
おそらくもう、旦那さんがどのように繕おうとも…投稿主の心は戻っては来ないでしょう。
共同生活は、助け合わないと成り立ちません。
どんな状況であれ、共に暮らすパートナーは間違いなく、自分のことを支えてくれているのです。
どちらか一方がその意識を失った時点で、夫婦の関係は破綻へと向かう。
改めてそう教えられるようなエピソードでした。
※こちらの記事はopen2chより、一部コメントを読みやすくまとめた上で作成しています。