コートニー・ベイカーさんの娘、エミーちゃんは、お腹にいる頃にダウン症と診断されました。
それでもなお、コートニーさんの『育てたい』という意思は揺るぎませんでしたが…
当時担当していた医師は、彼女にこんなことを言ったそうです
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そして何度も何度も…
エミーちゃんの中絶を勧めたといいます。
コートニーさんは、医師の反対を押し切って出産。
それから1年後、彼女はその医師に向けてこんなメッセージを送りました。
私の友人の出産前診断を担当した医師は、出産前の超音波で彼女の子どもを見たとき、「パーフェクトな状態だね」と言ったそうです。
そして、彼女の息子がダウン症を持って生まれた後、また同じ医師を訪ねると、その子を見て彼は笑顔でこう言いました。
「ほらね。パーフェクトだって言ったでしょ」
彼女の経験した素晴らしい話を聞いて、私は胸がふるえました。
そしてドクター、あなたがそんな医者であったら…と、悲しみに包まれました。
人生で最も大変な妊娠期間中、私はあなたのもとを訪れました。
わたしが怖くて、不安で、絶望的な気分だったとき…
支えてくれたり励ましてくれるのではなく、あなたはただ、私たちの子どもの命を途絶えさせることしか提案しなかった。
私の子どもはパーフェクトだって、その真実を伝えてくれなかった。
それは私にとって本当に耐えがたい出来事でした。
私は怒ってもいないし、苦しいわけでもありません。
ただ、本当に悲しく思っているのです。
小さな鼓動に畏怖の念を抱かないこと。
そしてダウン症の赤ちゃんが生活の質を下げるだなんて考え方。
それらが本当に悲しい。
今日、これからお母さんになる人たちに、あなたがあの言葉を言ったかもしれないと思うと胸が痛みます。
私の願いは、私が経験したことをほかのお母さんたちが味わわないこと。
そして、次にあなたが子宮にしっかりしがみつくダウン症の赤ちゃんを見たとき、そのお母さんにこう言うことを願います。
「あなたのお子さんは素晴らしいですよ」と。
この投稿には、同様にダウン症の子を持つFacebookユーザーからもたくさんのコメントが寄せられました。
●妊娠12週間目で「これ以上テストしなくてもいい。中絶してまた頑張ってください」って言われたわ。それから3年後、この子は私のちっちゃなスーパーヒーローよ
●私たちの子、イザベラのとき同じ経験をしたわ。毎回病院を訪れるのが悪夢のようだった! シェアしてくれてありがとう!
●9歳のブレアンナは、ほかの誰もが真似できないくらい愛情を示してくれる。ほかの子どもたちと同じく、最高の存在よ。神様からいただいた特別な贈り物に毎日感謝してるわ
件の医師にも様々な経験があり、それゆえにコートニーさんを説得しようとしたのかもしれません。
しかし…あくまでも「決断」は、当事者である両親が下すべきものです。
「ひどい生活」とは何か。
家庭によって異なる幸せを一つに縛るような物言いは、絶対にしてはいけませんね。