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最後の1日を、最良の1日に。とある犬と飼い主の記録に涙があふれる

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とある女性が、imgurに投稿した一連の写真。

そこに写っていたのは、彼女の愛犬・ハンナが穏やかに過ごした、「最後の一日」の記録でした。



「それがどんなにつらい別れであっても、彼女は私を信頼してくれる」

 
ハンナが発作を起こすようになったのは2ヵ月前のこと。

はじめは「大したことはないだろう」と思っていた女性も、次第に症状が悪化していく愛犬の様子を見て、大きな不安を感じるようになっていました。

 
薬を与えても一向に回復しない。しかし薬がなくては、もはや階段の上り下りすらままならない。

そんなハンナの姿を見つめ続けた女性は…一つの決断を下します。

薬を与え続けることは自己中心的でした。

しかし、薬を断つことは、あまりに残酷でした。



「だから、最後の一日を、最良の一日にするの」

 
女性はハンナを車に乗せ、まずアロマセラピーに連れていきました。

 
「リラックス効果抜群で、香りも素晴らしかった」

 
食事は、大好きなファーストフード。

 
その後、家族で記念撮影。

 
「長年の親友」と会えるのも、この日が最後です。

 
いっぱい遊んだあとは、女の子らしく、おしゃれをしてみました。

 
「年は取ってるけど、彼女は、私のかわいい娘なの」

 
そして…最後のドライブ。

 
「ママの膝の上にのって、動物病院へ」

 
旅立つハンナにとって、最も幸せな一日。

見送る飼い主にとって、最もつらい一日。

 
彼らにとって、最も大切な一日が、終わりました。

痛みも、発作も、眠れない日々もない場所。

平和と希望に満ちた愛だけがある場所に、私はハンナを送り届けようと決めたの。

 
愛を貫くことは、時に大きな痛みを伴います。

それでも…

2人で過ごしたかけがえのない思い出が、いつか必ず、その傷を癒してくれるに違いありません。

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